クロレラ肥料を試してみた。 自然農園なんです…vol.9
植え替えて2年目のアスパラガス。凛とした立ち姿は、なにかしら力を漲らせるものを感じます。
今回はクロレラ肥料の実験?のお話を聞いてください。
クロレラとは
クロレラとは、植物と同じように光合成をして成長する小さな単細胞生物。主に湖沼や河川などに生息している藻類だそうです。
今から約20億年前の太古の昔に地球上に誕生したと考えられています。
クロレラは直径3~8μm(ミクロン)のほぼ球形の単細胞緑藻で、光合成によって生長し、人間をはじめとする動植物の細胞が2分裂しながら増えていくのに対し、クロレラは20時間で4分裂という驚異的なスピードで細胞分裂を繰り返します。
クロレラ入り肥料と培養土のご紹介
商品名 ∶ クロレラの恵みR 花と野菜の土
販売元 ∶ 株式会社リッチェル
主な配合原料名 ∶ 赤玉土・ココピット・堆肥・バーミキュライト・ビーナス
ライト・軽 石・高吸水ポリマー・クロレラ
ph ∶ 6.5 ± 0.5 EC ∶ 1.0 ± 0.5
商品名 ∶ Aging(エージング)
販売元 ∶ クロレラ工業株式会社
N-P-K ∶ 4.0-5.5-3.0
特 徴 ∶ ゆっくり優しく効くボカシ肥料
薬局を営む知人から「クロレラの肥料をつかってみない?」と言われたことがきっかけで、今回の実験が始まりました。
知人の薬局では、人が服用するクロレラを取り扱っていることから、肥料もサンプルとしてメーカーから預かったようです。
さてどうしようと思っていたところ、我が家のことが頭に浮かんで声をかけてくれたようです。
最初に話を聞いたときには、一応自然農法的な農業をしている身としては、既製品の肥料を投入するのは、どうなんだろう?と考えたのですが、知人曰く「菌ちゃん先生も使っているのよ」という一言で俄然やる気がわいてきました。(後でクロレラ工業のHPを確認したところ、確かにそのようでした)
クロレラ入り培養土の実験
クロレラ入り肥料のAging(エージング)については、使用する区画を決めて、今後追肥として使ってみようかと思っていますので、今回は培養土を実験することにしました。
一応実験?なので比較として畑の土を利用して、もうひとつプランターを用意しました。
さてさて、実験の結果はどうなるのでしょう?
結果については、また改めてご報告させていただきます。