はたけに春がきた
4月になりました。桜も咲いて暖かな日が続いています。
雨の日が多くてお花見もなかなか出来ませんが、気温も高く過ごしやすくなりました。春ですね。
4月になると私の花粉症も症状がおさまり、いよいよ本格的に農作業が忙しくなります。
畑の様子
畑は気温の上昇と雨のおかげで、緑豊かな(主に草ですが・・・)姿を見せてくれています。
寒い間我が家の家計と食卓を潤わせてくれた菜の花
今は一斉に花を咲かせ、駅へ向かう人たちの目を楽しませています。
秋、菜っ葉として美味しくいただき、初春菜の花として、今はきれいな花で目を楽しませてくれます。
最後は種を採取できれば良いのですが、小松菜やチンゲン菜などアブラナ科の混植なので、根はカブで葉は水菜という見事な「新品種」が出来上がります。
まあ、これが結構楽しい。こぼれ種から出来た「新品種」を「君はお父さんがチンゲン菜でお母さんは水菜だね」などと一株で種類の違う食味を味わえます。
ただし、のらぼう菜だけは他のアブラナ科と交配しないそうです。
サヤエンドウの種を去年の11月に蒔きました。その後、こぼれ種から「(たぶん)新品種」が芽を出し、現在菜の花とサヤエンドウが黄色と白い花を付けていて、きれいです。
サヤエンドウは菜の花にしがみつき、まさに共生中です。
「赤い大根」としか呼びようがないのです。
数年前、宮重総太り大根の種から突然「赤い大根」が出現。味も見た目もよかったので、種を採取しています。
赤い大根の種が混じったのか、先祖返りか、はたまた採取地で宮重と赤い大根が交配してしまったのか。原因は不明ですが、我が家にとっては素敵なプレゼントでした。
草もかわいい
夏野菜の苗
夏野菜の種まきは毎年、ピーマン、レタスを2月に蒔いてスタートするのですが、今年は全て3月になってから蒔きました。
毎年苗作りが上手くいかないことが多かったので、植え付けや収穫が遅くなってもしょうがないと、腹を括ってやってみたところ、例年になく苗の調子が良さそうです。
やはり、気温が上がってきてから種を蒔いた方が苗たちも楽に芽が出しやすいんですね。
さあ、これから本格的に野菜作りのスタートです。
今年は野菜たちとどんな出会いがあるのか、いっぱい野菜たちと話したいですね。