エフエム太郎
ラジオでも話したけれど、私にとって2019年は「エフエム太郎」その一言に尽きる。
ご縁あって1月からラジオ局で少しお手伝いをするようになった。ラジオ番組のパーソナリティになるのは高校生の頃の夢だったけれど、そもそもこの年齢で叶うとは思っていないし、ラジオ局でお手伝いできるだけで楽しかったし、太郎で出逢った皆さんとの雑談が面白かったので、それだけで満足だった。
「企画書を出して」と言われた時も、半信半疑。あまり期待しすぎてガッカリするのはいやだったし、自信は全くなくて"やりたい" と "できる" は違うよなぁと。それでも、"やりたい" 番組はあったのでそれを自分なりに書いてみた。企画書なんてカッコイイものではなくて作文程度のもの。それには "あおち" という名前で始めたいこと、番組タイトルの候補というかキーワード的なことも書いた。ディレクター氏は「"あおち"+"エアチェック"="あおちぇっく"」と番組タイトルを決めてくれた。私は???だったけれど、これはのちのち、いろいろな方から「良い」「キャッチー」「覚えやすい」などお褒めの言葉をいただくことになる。さすがディレクター氏!
そこからは、毎週色んなことが少しずつ進んでいった。初めてマイクの前で声を出したのは、番組とコーナーのタイトルコールの録音。なんの準備もなかったので、さすがに不安そうな声だった1テイク目はNGにしてもらった。現在使っているのは2テイク目。やっぱり、やや不安そうな声。笑
色々な準備を整えてもらい、音響調整卓やPCの編集ソフトの使い方等の基本的なところを教えていただき、私ひとりで収録できるように練習が始まった。マイクを前にした時に全然声が出なかったなんてこともちょっと前の出来事なのに懐かしい。笑
そして、10月新番組「あおちぇっく!!」をスタートすることができて、3ヶ月が経ち、2019年がもうすぐ終わる。何度も年齢の話をするのもどうかと思うけれど、この歳で成長を求められたり、自分と向き合ったり、考えたり、試行錯誤したり...etc 本当に人生は何が起こるかわからない。まだまだこれからなんだな。笑
「エフエム太郎」に行くことは、学生時代の部活動やサークル活動みたいな感覚で楽しい。収録がなくて作業だけの日はスタッフルームで顔を合わせる皆さんとの会話も楽しい。まぁ話している内容は相当くだらないけど。笑
番組自体は自分一人で制作しているので、収録は意外に"孤独"。でも、メールを送ってくれるリスナーさん、Twitterで番組を盛り上げてくれるフォロワーリスナーさん、個人的に連絡くれたり声をかけてくれる知り合いリスナーさんがたくさんいることは、私にとって本当に心の支えになっている。こんなに多くの方に応援してもらうのは生まれて初めてなので、どう感謝の気持ちを伝えて良いかわかないくらい感謝しています。
それから、毎回エンディングまで収録が進むとホッとする。Glider『ナルシス』は私にとって特別な1曲になった。他のBGMもGlider栗田将治さんの楽曲。楽曲使用を快諾してくれたり、コメントをいただいたり、けや木レコードとGliderのメンバー皆さんにも感謝の気持ちでいっぱい。そうそう!エフエム太郎を聴いているとふいに流れる「あおちぇっく!!」のCMは私の声と『ナルシス』のサビが印象的で大好き。素敵なCM作ってくれたディレクター氏にも大感謝。
こんな素晴らしい体験をさせてもらえるのも「エフエム太郎」のおかげです。「エフエム太郎」最高!本当にありがとうございます。
書きたいことはまだまだたくさんありますが、それはまたの機会に。