関係性の質を変えてみる ~攻撃的な人は自分を守る「自己防衛本能」が強い人だった~
私のストレングスファインダー(強み)TOP1は調和性。
そこにいる人たち全員が自分の意見が自由に話せて、異なる意見や反対意見も含めて相手を受け入れ、お互いが笑顔で穏やかに安心して時間を過ごすことができる環境が快適。
仕事でも家庭でも波風を立てたくない、感情的な言い争いもしたくないし、できるだけ避けてきました。
そんな状態が、私が最も自分らしくいられるのです。
1.自己防衛本能が働く時
最近あることに悩まされています。
会議や通常の会話でメンバーの発言に皆が振り回されているのです。。。
・話しかけると数倍の反論が返ってくる(メールも同様)
・相手の話しの途中に、話を遮って自分の主張を一方的に話し続ける
・自分の意見に何かコメントされると、絶対に間違いを認めず、
自分の正しさを感情的に主張し続ける などなど、、、
とにかく会話のキャッチボールができず、会議がすすまないのです。。。
こんな会議が毎回続くなか、少しメンタルもおかしくなりかけましたが、
この状態を冷静に考えることにしました。
「どうしてこんなに感情的になるのか?」
「何が彼女をこうさせているのか?」
いろいろ調べてみると、ずばりぴったりな資質が見つかりました。
『自己防衛本能』
そこにはこんな特徴がありました。
1.人と意見が合わなかったときや自分の意見の正当性を強く誇示する人は、相手から攻撃されることをそうなる前に察知して、自己防衛的本能が働く。
2.自己防衛本能が強い人は自分が負けそうなときや不利になりそうなときに、自分が優位に立つために相手を攻撃することがある。
3.誰も自分を責めていないのに、自分に非があると思い込むことで強い攻撃性を見せることもある。
4.もちろん自己防衛本能は誰にでもあるものだが、過剰に反応する人は自分を守るために非常に攻撃的になることがある。
5.「自分は悪くない、相手が悪いのだ」と主張するために、攻撃されることを恐れて先に攻撃に出てしまう。
6.強い自己防衛本能を示す人は、一見「怖い人」という印象を持たれることが多いが、実は虚勢を張って自分の弱さを隠しているということがよくある。
7. 自己防衛本能が強い人は、人の話を聞き入れず、アドバイスや意見を求めず、相談もせず、自分が否定的に言われることを恐れている。
8.自分のテリトリーの外を見ることがなく、了見が狭くなり、さらに自己防衛本能は強くなる。 そういう人なので、「近寄りがたい」と感じる人は多い。
9.攻撃的になりやすく、誰かの意見を聞くこともないため、人との間に壁ができてしまう。
10.自分を守るために人のせいにしたり、言い訳や屁理屈が多くなる。
センスピclub参照 https://www.accespourtous.org/spiritual/e382.html
そうか、自分が否定されることを恐れていたり弱さを隠しているのですね。
この資質を知ったおかげで、会議の場でも少し冷静に対応ができるようになりました。
攻撃的になってきた時、「おっ、自己防衛本能でてきたぞ!!」って 笑
2.意見はその人ではない
以前コーチングセミナーで「意見はその人ではない」と学びました。
相手は、攻撃的な意見を言ってくるけれど、それは意見であってその人自身ではない。
だから攻撃を真正面から受け止めてこちらが落ち込む必要もないし、相手の人格を否定してはいけない。
攻撃してきたら、「なるほど、そういうことを思っているのだね」とさらりと受け止め流すことも必要だし、起きている事実に対して「事実と解釈と感情を区別する」ことで自分の感情を俯瞰してみることができます。
3.心理的安全性がある環境
ハイパフォーマンスのチームの特徴は、「心理的安全性」がある環境だと言われています。
・自分がチームから大切に思われている
・本音が言える
・チームに必要な存在である
・どんなことを言っても受け止めてもらえる
・強みを発揮できる環境がある
安全安心な環境を作り、「あなたは大切な存在なのだ」という承認欲求を満たすことが必要なのですね。
相手の一部分しか見ていなかったかもしれない、「本当は相手がどんなことが言いたいのか?」「感情的になるのは相手が何を求めているのだろう?」もっと相手の主張に耳を傾け、興味関心を持ち、相手に意識のベクトルを向けてみよう。
関係性の質を意識的に変えることでコミュニケーションに変化が起きるかもしれません❣
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