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気持ち悪い?オヤカクの真相に迫る
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。
先日ある友人と他愛のない会話をしていたところ、仕事の話になり、イマドキの採用は大変って話から、オヤカクの話になりました。
まず「オヤカク」って何?ってレベルの友人です。
知らない人は知らない言葉なんですね。ちなみにガクチカも知りませんでしたwなんでも当たり前って思わないことが大切です。
その人から言われた言葉が妙に残ってまして、今日はそこから話を展開したいと思います。
テーマは改めて、先ほどからのオヤカクです。
友人からは「気持ち悪っ」って一蹴されましたw
採用ズブズブの私なんてすでに違和感はあれど、気持ち悪いという感覚は無くなっています。
ただ違和感がありながらも、やってる意味を論理的に説明しました。
そしてその説明の詳細をある書籍がガッツリカバーしてくれていますので、ぜひ下記の書籍を読んでもらいたく。ネタはP65に載ってます。
「先生、どうか皆の前でほめないでください」〜いい子症候群の若者たち〜
著:金間 大介 (東洋経済)
掻い摘んで説明しますが、ある実験のデータがあって、内発的モチベーションが何によって生まれるかをある実験を通じてデータを示しています。
すごく簡単に説明すると、自分で選んだ問題、実験者から指示された問題、母親が選んだ問題というものがあれば、どれに一番時間を費やすかというものです。(恐ろしく簡単に書きましたがそんな感じ)
そのデータがヨーロッパ系の子どもと、アジア系の子どもで分けているところもポイントなんですが、こんな結果が出たのです。
ヨーロッパ系の子どもは自分が選んだものに時間を使い、
アジア系の子どもは 母親が選んだもの に時間を使ったのです。
しかもその濃淡がはっきりするくらいのデータがそこにあります。
結局今の日本で言えば「誰が決めたか」が就活においても重要になってくるわけです。
自分の人生なんだから自分で決めるべきだろ!
という聞き飽きたコメントに私は共感していますが、今の若者の傾向がそうなんだから仕方ないわけです。
そういう選択が主流の世界を作ってきたのですから。
しかし昔世代の私たちから見れば貧弱に感じても、若者の特性に合わせて指導したり教育するときちんと活躍します。
だからオヤカクというものは違和感がありつつも、必要性があり、それが内定辞退の防止などに繋がるのであれば私は問題ないと思っています。
ま、ただそういうワンステップが増えたり、工夫するのは大変だから、閉口するのはわかりますw
採用の需給バランスがここまで偏ると大変ですよね〜
でも、時代に合わせた策を打つのは重要なことですから、なぜそうなってるのかに目を向けて、「気持ち悪っ」で終わらせないことが大切だと思います。
今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。