変わりゆく労働観:成果への早いアプローチと指導の必要性
いつも読んで頂きありがとうございます
Amuletのサコガシラです。
GW明けから色々と流れてくるニュースの中に、新入社員の退職について、退職代行大忙しみたいなメディアが好んで出しそうなネタが混じってましたが、早期の退職についてはおそらくいつの時代も変わらずあったように思います。実際エビデンスから見ても大した変化はないんですよね。
そんなニュースを見て、どんな仕事でも面白い要素あるのにな〜って思うとともに、私の場合、どうだったっけ?みたいな過去を振り返って思い出したことを書こうと思います。
いつから仕事面白いって思うようになったかを思い返してみたんですね。
私の場合、明確なポイントがありました。
私はITの営業職だったので、要するに仕事をどれだけ受注できるかが成果でした。
私はIT業界に入った時、IT業界未経験でかつ上司がエンジニア出身の方で初めて営業部を持つみたいな人の下で仕事をしました。
ちょうど半年間、この人の下で働きましたが、これがなかなか大変だったわけですよ。
端的にいうと、なんとなくこんな感じで進めるんじゃないってニュアンスで私もそれを試してみるという感じ、成果も芳しくないし、なんだか居た堪れない感覚がありました。
そんな中、半年後に業界経験バリバリのスーパーな営業パーソンの上司が入社して状況が一変しました。
知識が豊富で営業としての能力も一級、何を聞いても回答してくれる、そんな方でした。
武器のない私に武器を与えてくれ、細かく指示をくれて、あっという間に成果が出ました。
この成果が出た時の記憶が鮮明なんですよね。
すごく嬉しかったのと、安堵といろんな感情が入り混じってましたが、ここからのめり込むように仕事したのを覚えています。
何が言いたいのかですが、この「成果」という目に見えるものを早くに実現させてくれたことが大きかったと思います。
もう20年以上前の話ですが、当時は石の上にも3年みたいな風潮があったし、仕事は見て盗めみたいな人もいました。
そんな中きちんと指導してもらって成果が早々に出たことが仕事を加速させた要因だと思っています。
上記に書いた通り、どんな人でも成績の出ない不安とか、そういう状況はモヤモヤするものです。
今の若い方はコスパとかタイパとか色々な物事を時短する文化が根付いていますし、正解に辿り着くまでのスピードはITの進化によって僕らの時代とは全く違う次元で生きています。
そんな時代ですから、より早く成功体験を体感してもらって、面白いと感じるまでの最短距離を設計してあげる方が、フィットしやすいんじゃないかと考えます。
過保護だと書いていて思うこともありますが、受けてきた教育、時代が変われば感じ方は違って当たり前ですから、そういう配慮があってもいいと私は思います。
ただ入社初日で退社されたら何も手の打ちようがないのも事実ですがw
就活が売り手市場で、ダイレクトリクルーティングが主流の就活だった人は、そもそも企業理解や仕事への理解が薄いまま、なんとなく承諾して、実際会社に入ってみたら違うじゃんっていう感覚があるのも理解できますから、そもそも入る前の段階の問題だったりすることもあるとは思いますが、、難しい世の中になってきましたね〜
今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。
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