当たり前の習慣を疑う大切さ
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。
たくさんの政治家が、都市一極集中解消、地方創生、などなど、地方の生き残りにあれこれと策を巡らし、あの手この手で実行されてます。
私も住まいは大阪の南部で誤解を恐れず言えば、結構田舎だと思うので人ごとではありません。だから余計にインパクトがある事案なのだと思います。
先日朝日新聞の一般の方の投稿に面白い内容を見つけました。
そして、これが真意じゃ無いのかな?とも思いました。
そもそも地方から人が抜けていく大きな理由は雇用だと思います。
やりたい仕事、見合う仕事が見つからない、都会に行けばその選択肢が増える、これが大きな要因であることは間違いないと思います。
だから地方自治体は精力的に企業誘致をしているわけですね。
ただもっと原始的で、でも非常に合点のいく理由を見つけました。
東京にお住まいの50歳女性の投稿で、父方の故郷が地方であるらしく、幼少の頃から夏休みなどに訪れることが楽しみだったと。
ただ帰省時、東京にいる時より、忙しくしている母を見て、疑問を持ったとのこと。居間と台所を往復する姿、成長するにつれて、それを手伝うように指示され、みんな忙しくしてるから手伝いなさいと言われたけど、台所には女性しかいなくて、女性がひたすら食事を出し、男性はそれを食す、お酒と共に。みたいな光景を見て、中学生になる頃には田舎暮らしは無理だと悟ったという内容でした。
これ、読んだとき意外な視点というか、この発想はなかったですね!
すごく単純なことなんだけど、ここに辿り着くにはそういう経験をしてないと想像することすらできない。
今や世の中は女性の社会進出が当たり前で、それから比べると随分と乖離した内容だと思います。
私は田舎暮らしの週4リモートワークで、家事はわりかししている方だとは思いますが、確かに私の周りを見渡すと家事分担については相当な振れ幅があることに気づきます。
要するにこの投稿者が言いたかったのは、地方のお父さんたちが家事を積極的にする姿を見て、子どもたちは地元に残るという選択肢を持つかもしれないというお話。
難しいことじゃないけど、意外と習慣や文化という根底にあるものはややこしかったりしますよね。
私も小さいながら会社を経営していて、また仕事柄いろんな経営者に会いますが、これに似たものを感じることがあるんですよね。
社長だから〇〇しない的なやつですね。
しかもご本人はそれが当たり前だと思っていたりするわけで。
そしてそれについて誰も声を上げることがないと、もはや気づきすらしないわけです。
読んで頂いている方々は、いろんな事例が想像できてしまうことはないでしょうか?
というのをお伝えしたくちょっと変わったテーマを取り上げました。
身の回りにある「当たり前」を疑うことが大切だよというのが伝われば、今日のこの投稿の役目は果たされます。
今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。
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