採用がうまくいかない会社の特徴
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletのサコガシラです。
今日はお仕事の話を小出しで。
私の生業は平たく言えば、IT企業の採用支援という仕事をしています。
ITエンジニアの採用がうまくいかない企業様にどうやったら採用できるかを支援するというもの。
他にも取り組みとしてはあるのですが、そこはまたどこかで。
ですので、定期的にご相談が持ちかけられて、いろんな会社のお話をお伺いするのですが、そんなことをずっとやってるとファーストアプローチで気づくことがあるのです。
たくさんありますが、今日はその中でまずはこれを。
ご相談の際にお話する方は採用担当者や経営者の方が多いのですが、この採用担当者について。
お話ししていると現状どういうフローでされているかなどお話をお聞きしますが、この時決定的にうまくいかない理由に気づいたりします。
それは
「採用担当者が片手間」ってケースです。
他の表現で言うと、ただの窓口って感じ。
特に中小企業ではこのケースがよくあります。
中小企業だといろんな人がマルチにいろんな業務をカバーしていることが多く、採用専任って方は少ないですから、営業しながら採用も担当とか、事務とか庶務をしながら採用を担当とか、そういうケースですね。
このパターンでよくないのは、他の業務との関係で、採用に時間がそんなに取れないケース。言葉悪くいうと片手間でやってるケースですね。
一昔前ならそれで通用していたかもしれません。
今は異常なほど求人倍率が高騰しています。
ITエンジニアの中途採用の求人倍率で見ても、例えば2019年度が5倍に満たないくらいの数字が、2024年のデータだと12倍近い数字になっています。(パーソル調べ)
たった5年でそれくらい変化しているわけで、すでに片手間では対処できない市況感があるわけです。
ってうまくいってる会社さんからすれば、そんな当たり前のことって思われるかもですが、実際たくさんこういうパターンがあるんですよね。
ということで、まず片手間の採用なんて無理ってことに気づいて欲しいのです。
で、窓口と書いたのは、応募があったら面談するまでは実施されていたりしますが、それ止まりってところです。
今や、候補者が選びたい放題なわけですよ。
そしてたくさん求人があるから、志望度も低いまま応募に来られるケースが多い。
やらなければならないことは、「口説き」です。
採用においては「見極め」も大切ですが、とにかくここが曖昧なまま続けても、全然決まらないってことが起こるわけです。
ただ私が思うことは、
そんな状況で放置している経営者の方がいるという現実です。
時々もう数年採用できてないなんて話もお聞きしたりしますが、そんな状況だと担当者の方も仕事楽しくないですよね。
せっかく業務に当たってるなら、うまくいけば気持ちいですし、成功体験とキャリアを積みあげたいと思うのが普通だと思います。
社長さん、聞いてますか〜w
担当者病んじゃいますよ〜
今週もお読み頂きありがとうございました。
また来週お目にかかりたく思います。