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【顧客インタビュー】企業に変容を促すAmuletのコンサルとは?〜社内で「核」となる人材の採用&育成、売上向上につながる仕組みを構築〜



いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

ヒトから生まれる組織の課題に寄り添いながら、解決へと導く「御守り」を目指し、一歩ずつ歩んできたAmuletも6期を終えました。ここまでやってこられたのも、いろんなご縁があってのことだと、しみじみ感じています。

様々な企業のコンサルティングに関わってきましたが、Amuletをご存じない方や、最近知ってくださった方もいると思います。そこで、Amuletの“人となり”ならぬ、“会社なり”をもっと知っていただくためにも、コンサルティングさせていただいている企業と対談してみよう、と思い立ったわけです。

記念すべきトップバッターは

「HappyLifeCreators株式会社」
営業・採用担当の藤岡大介さんにお話を聞いてきました。

「HappyLifeCreators株式会社」は、主にITシステムの開発を行う会社です。これまで、保育業務支援「HoiCa」、ウェアラブル系作業支援「TAS Kel」など、幅広い業界の業務課題を解決するシステム開発を手がけており、「HoiCa」に関しては、全国に販売網があるシステムベンダーから代理販売の問い合わせがくるほどの技術力を誇ります。

そんなIT業界の注目企業でもある「HappyLifeCreators株式会社」ですが、Amulet としては、2019年からコンサルに入らせていただき、新卒採用から営業コンサルまで幅広くサポートしています。本文に入る前に、私も含め藤岡さんのプロフィールも簡単に紹介しておきます。

藤岡 大介/HappyLifeCreators株式会社 営業・採用担当
前職は、大手の小売企業で販売を担当。営業未経験だったが、IT業界への興味と迫頭との出会いで「HappyLifeCreators株式会社」へ入社。現在ではポテンシャルと頑張りが評価され、採用も兼務している。

迫頭 健/株式会社Amulet 代表取締役 
SIer、ソフトハウス、ベンチャー、大手外資系ITと、15年間IT業界に身を置く中で、クビも起業も出版も経験。現在は主に、自身の経験を活かしたIT企業向けエンジニア採用や営業ノウハウを伝授するコンサルを担当。

「人を増やしたい!」社長からのSOSでコンサル始動

迫頭 健:「HappyLifeCreators株式会社」と関わるようになったきっかけからお話させていただくと、社長の牧長さんと前職時代から会社としてお付き合いがあり、仲良くしてもらっていたんです。その後、牧長さんが独立され「どうしたら人って増やせますか?」と、ざっくばらんに相談してもらったことから仕事がスタートしました。

相談を受けた当時、社長含め5名が在籍していた「HappyLifeCreators株式会社」。でも、おもしろいのが、ITシステムの開発を行う会社なのに、エンジニアが1人しかいなかったんですよね。社長、未経験のエンジニア、事務、庶務、広報兼採用というエンジニアの会社では稀に見る構成で、聞いた時には「まじか!」と。普段はご相談を聞いて、無謀であればお断りすることもあるんですが、会社が私も知見があるウェアラブル系に携わっていたこと、牧長さんがエンジニア出身で思想に共感できたこともあり、コンサルを引き受けることにしました。

藤岡 大介:創業当時のことはなんとなく聞いていましたが、改めて聞くとすごいですよね。社長ってすごく良い人なので、応援したくなる気持ちもわかります。「CTO候補になるような未経験のエンジニアを採用したい」みたいなのが、当時の社長の希望だったと聞いています。

迫頭 健:そうですね。そこから、採用戦略やペルソナなどを練って、広報兼採用を担当していた方と一緒に新卒採用を始めました。媒体はWantedlyも活用していましたが、就活イベントを開催したり、専門学校との関係性を作ったりと、人脈を活かした採用がメインでしたね。その中で「HappyLifeCreators株式会社に合う!」と感じた方を見つけて、無事採用することができました。

藤岡 大介:ロールモデルになるような人材ですよね。迫頭さんと共に採用活動をしていた広報も私と同様、採用未経験だったので、迫頭さんにリードしてもらいながら採用の基盤をつくっていったと聞いています。

迫頭 健:IT企業の採用基盤をつくっている時に牧長さんと、エンジニアを増やすなら仕事も増やさないと、ってことで営業の採用も始めることになったんですよ。そこで採用したのが、藤岡さん…という流れですね。当時のこと、覚えていらっしゃいますか?

藤岡 大介:もちろんです。当時、弊社ともう一社内定を貰っていたんです。もともと小売業で働いていたけれど、漠然とIT業界に興味があって。どちらとも業界、希望していた条件を満たしていたので迷いはありましたが、採用面接の対応や面接官との相性で、弊社にしたいと思い、入社を決意しました。1次面接から迫頭さんが担当してくださいましたよね。迫頭さん、すごく面白くて魅力的でした。

迫頭 健:藤岡さんは、畑違いの業界からの転職で営業未経験にもかかわらず、ガッツがありますよね。「HappyLifeCreators株式会社」としても初めての営業募集だったので、自分の部下をつくる感覚で面接していました。教育まで任せてもらって、ありがたいです。

「外部の良さ」を最大限活かした教育

迫頭 健:藤岡さんの教育で言えば、営業としての基礎や仕事の取り方、展示会での立ち回りなど事細かくレクチャーしました。IT用語に慣れる必要もあったので、そうした知識も身に付くようにトレンドのITネタの共有もマスト。あと、営業するためには自社のことを落とし込まないことには仕事にならないので、入社から半年くらいは会社や会社に関係する情報をきっちり覚えてもらっていました。現場主義で教育したいとの思いもあり、訪問の様子を聞いて逐一チェック、いろんなユースケースを共有して、営業の武器を作っていきました。藤岡さんのすごいところは、ひるまずに営業できること。業界経験や営業経験がなく、その恐ろしさがわからなかったからというのもあるかも知れませんが、大手でもガンガンいけちゃうっていう。

藤岡 大介:社内では営業もいないので聞ける人が少なく、本当に何もわからないところからのスタートだったので。社長もいい意味で放任主義ですし、迫頭さんがいてくれることで、聞ける人がいる安心感と心の支えになっています。また、社内の人には聞きにくいけど、社外の人だから聞ける、みたいな良さも感じています。

迫頭 健:藤岡さんが入社したのが2022年の1月ですから、1年ちょっとで随分成長してくれたなと思います。自分の部下の感覚で言いますが、どこに出しても恥ずかしくないレベル!1年でここまで成長できる人ってなかなかいないですよ。会社として営業の機会が多いこと、放任主義であること、そして、なんでも聞ける人がいること。機運が高まりましたよね。

とは言っても、入社してしばらく経ってからはきつかったんじゃないかなと。あと少しで、ぐんと成長できるはずなのに、頑張り方が迷子になっていたり、結果がついてこなかったりで「今もどかしい時期だな」と感じていました。でもそれは成長段階の新人によくあること。当時、牧長さんも心配していたんですが、藤岡さんの成長具合を社長に報告して、安心して見守ってもらえるように工夫していました。中小企業の新人教育は、エルダーとメンターを一人の人でまかなうことがほとんど。しかし、外部から関わることで、牧長さんと私とでエルダーとメンターの役割を行えていました。どっちがエルダー、メンターという話ではなく、適材適所で補完し合えている感じですね。しんどかった時期を乗り越えた今、営業報告の精度が高まっていて、藤岡さんは本当に飲み込みが早く成長の度合いがすごいなと感じています。

藤岡 大介:ありがとうございます。迫頭さんは私の目線になって指導してくれるので、すごく相談しやすかったです。確かに結果がついてこなくて、しんどい時期はあったんですけど、そこを越えた時は自分の中で道筋がつながったというか。「このパターンはこれでいくか!」みたいなイメージがついてきて、余裕も生まれてきました。シンプルに数を重ねたことも影響していると思いますが、そこを越えたから自信もつきましたね。今では社長の次に会社やサービスを話せると自負しています。

成長のために池を探す作業から釣った魚の調理の仕方までを指導

迫頭 健:今では営業に加えて、採用の仕事もするまでに成長しましたもんね。営業も採用も「対象を口説く」という点では似ていますが、採用としても自信を持てるようになってほしかったので、いろいろ試行錯誤をしましたよ〜。これまでは法人営業として企業視点での営業方法をレクチャーしていましたが、採用では学生が魅力的に感じるようなプレゼンができるよう指導していました。あとは、学校を一緒に訪問して、関係性の作り方を見せるようなリアルな人材獲得の方法をレクチャーしましたよね。

藤岡 大介:例えれば、池を探す作業から釣りの作法、調理の仕方まで手取り足取り教えてくれていたようなイメージでした。面接で何を聞くか、学生とどんなやりとりをするか、フィードバックや志望度合いをどうやって把握しているかなど、細かく指導していただきましたよね。

前任の採用担当者が産休でお休みすることで急遽採用も兼務することになり、社内から心配していただくことも多いんですけど、自分では重荷に感じてないというか。それよりも5年後10年後にもっと成長できると感じていますし、キャリアの選択肢も増えるんじゃないかと、前向きな気持ちでいます。ただ、採用した学生が社風や風土に合うかどうかはエビデンスがなかったので緊張しましたね。今でも規模の大きい学校や企業を訪問する時は「一人で行って大丈夫か…?」と不安になることもありますが。迫頭さんがよく言う「とりあえず楽しんで!」をモットーに成長できていると思います。相手を楽しませるまではいけていませんが、自分が楽しめるところまではクリアできています。

迫頭 健:ほんとにすごいですよね、その考え方。転職する前の自分と変化を感じていることってあります?

藤岡 大介:前の会社は大企業だったんで、ある程度のレールが決まっていたんです。そのレールの上での活躍を求められるので、自分にはあまり合わなくて。今はベンチャー企業ならではの羽を広げやすい環境やなんでも挑戦できる環境が、自分とフィットしているように感じています。水を得た魚のように元気になって、環境は大切だと実感しています。

迫頭 健:藤岡さんは素養があるんですよ。そういう意味では、本当に採用から関わらせてもらってよかったと思います。なんせ、外部の人から教育されるということ自体に嫌悪感を抱く人もいますから。それをすんなり受け入れてくれて、サボらず真面目に取り組んでくれて。本当に「HappyLifeCreators株式会社」と上手くマッチしてくれたなと思っています。会社から次の目標として高いノルマが課せられていますが、一緒にさらっと終わらせて南の島にでも行きたいですね。

コンサルによる会社の変化

迫頭 健:私が「HappyLifeCreators株式会社」に関わることで、会社の変化って何か感じていますか?

藤岡 大介:迫頭さんに採用してもらって一緒に採用活動をするようになって。今では社員数も14名になりました。私が一番迫頭さんの力を感じているのが、活かせる営業ノウハウを教えてくれたこと。誰もが名前を知っている売上高2兆円超えの大企業から受託開発の仕事を取れて、すごく嬉しかったですし、驚きました。

迫頭 健:藤岡さんが入ってくれたことで、営業の仕組み化ができましたし、打数も増えましたし、企業名を言えばみんながびっくりするくらいの大手との取引も増えました。フットワークがいいから、会社としての無駄がなくなっていきましたよね。私自身も「HappyLifeCreators株式会社」と関わるようになって、採用戦略ですごく学びがあったんです。リアルの重要性を感じ、「HappyLifeCreators株式会社」の採用においては媒体を使っていません。代わりに、学生とのコミュニケーションの機会を増やそうと、専門学校で開催されている学生の展示会に足を運ぶようになりました。
現在「HappyLifeCreators株式会社」とお仕事させてもらうようになって4年が経ちますが、戦略が定着し、各専門学校での認知度も上がってきています。採用の緻密な年間スケジュールも組めていて、現在は藤岡さんに引き継いでいる最中というところでしょうか。

私自身が考える「HappyLifeCreators株式会社」に今後も与えたい変化は、牧長社長が掲げる将来のビジョンを叶えるために必要な支援・施策を講じること。牧長さんは短期、中期、長期で持っているので、その理想の未来を共に叶えていければと思っています。まずは、短期的な目標である社員20人、売上5億の達成。次に自社サービスだけで従業員の給料を賄うこと、長期的には、会社として体力をつけて余剰資金でスタートアップへの投資もしていくこと。各フェーズで必要な支援ができるように、今後も努めていければと思います。

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今回は「HappyLifeCreators株式会社」の藤岡さんへのインタビュー・対談をお届けしました。Amuletがどんな会社なのか、どんな仕事をしているのか、少しでも知っていただけたら何よりです。

また次回、お目にかかりたく思います。


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