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6. 上棟その後、竣工、そして住み始めまで

まえがき

前回の記事では基礎工事と上棟の様子を書き綴りました。

今回は上棟後、竣工までにあった出来事をまとめて見ようと思います。
前回の記事からすでに1年半が過ぎていて、すでに新居に引っ越してからそれだけ住んでいることになります。
この記事も2022年2月14日に下書きを書き始めていたのですが、竣工して引き渡し、それから引っ越しがあって忙しくしている間に公開できる形にする時間を取れずに忘れていました。

せっかく思い出したので、写真を元に当時を振り返る記事にしたいと思います。


上棟後の家ができていく様子

上棟の時は建方と呼ばれる上棟専門の職人さんがたくさん来ていましたが、上棟後の大工さんは基本一人で、アシスタントの人がサポートしながら作業をしていました。

大工さんが黙々と作業している様子

上の写真の反対側には以前見に来た時にはまだなかった窓がはめ込まれていました。ここの場所は南向きの陽の光が気持ちいリビングになりました。

LDKとして使われる予定のスペース
南向きに大きな窓を設置して陽の光がよく入る場所になりました
もう一世帯のLDKになる予定のスペースも南向きに開放感のある窓を取り入れました

すでに住んでからこの記事を書いているので、この窓の位置とサイズが正解だったかの答え合わせは出来ていて、ズバリ正解だったと思います。
やっぱり家族が集まるLDKは電気をつけなくても自然と明るくなったほうが、精神的に落ち着くし何より昼間に電気を付けないで済むことも多く電気代も抑えられていると思います。

また後日確認してみると断熱材が施工されていました。冬にエアコン付けないと居られないような寒い家にはなってほしくなかったので、断熱材の施工が隙間が無いかを入念にチェックしていった記憶があります。
ただこの頃には大工さんの丁寧な仕事を認めていたこともあり、基礎工事や上棟の時ほどネットやYoutubeを漁って徹底的にチェックする見たいなことはしませんでした。

断熱材が敷き詰められている様子

階段はスペース的な理由で回り階段になっています。階段下には1Fのトイレを設けたことでスペースの有効活用ができました。

出来立てほやほやの階段

当時はスペース的な理由で回り階段になりましたが、祖母が階段を上がってきて階段から落ちる事故が起きて、回り階段だったため軽傷で済んだということを経験したので、今考えるとこれでよかったと思います。
祖母じゃない誰かが誤って落ちたときのことを考えてもこれで良かったなと。

また後日確認すると、キッチンのユニットやらトイレやらバスも設置されていよいよ生活を想像できるくらいに内装ができてきました。

キッチンが設置された様子

大工仕事が終わりを迎えるころに外側も工事が始まって外壁と屋根瓦が設置されました。屋根を見るのは足場を登らなきゃいけないので必ず許可を取ったほうがトラブルにならなくていいと思います。

現場監督に許可を頂いて屋根を撮影
サイディング壁が施工されている様子

待ちわびた竣工の日

2022年2月中旬ごろ、いよいよ待ちに待った竣工(工事完了)の日を迎えました。

外構工事が進んだころの家のアプローチ部分

引き渡しの予定は2月28日だったので竣工してすぐに引き渡し前の修正箇所の確認会を行いました。
総勢10人で家の隅々まで確認して修正してほしい箇所にテープを貼っていきました。こんな大人数にチェックされることもないそうで、担当の人にも緊張の色がうかがえました。

トイレの建具のところに指摘のテープを貼った様子
写真で見返しても当時なにを指摘したのか思い出せないくらい些細な傷だと思います

住んで1年半経ってすでに生活傷だらけの家からするととても些細なことを指摘したのだろうなと思います。写真を見ても何を指摘したのか思い出せない。

ウォークインクローゼットの棚のところを指摘している様子。

ウォークインクローゼットの棚のところも、剥げているのか糊が吹き切れていないのか、どちらにしてもとても些細なことを指摘していたようです。生活していたらこの程度の傷はどうってことないのだが、やっぱり引き渡される時は完璧を求めてしまうものですね。
今はネコにトースターを床に落とされてできた凹みさえ気にしなくなってしまった。

そのような具合で細かい指摘をして後日すべての指摘箇所に対応が入ったうえで2月28日に引き渡しとなりました。

引っ越してからの様子

無事に引っ越ししても落ち着く暇はなく、すぐにネットとテレビ回線の工事の話を進めました。そんなこんなでこの記事も下書きのままになって忘れてしまい、今になって思い出話を投稿しているのです。

JCOMの回線を家に引き込む工事。

JCOMのテレビ回線の工事は引っ越し当日に行い、引っ越して一カ月後くらいに光回線の工事がありました。

ネットとテレビ回線に関しては、一世帯分の契約ですべてを賄うつもりでいたので、打合せの時に情報分電盤というものを付けてほしいとこだわっていました。
ですが、予算の都合上それはやめて、各部屋をつなぐLANケーブルを通すためのCD管を通すことだけお願いすることになりました。

情報分電盤を付けようと思っていた家の中心には、入居後に自前でネットワーク棚を用意し、用意していただいたCD管にLANケーブルを通して有線環境を構築しました。

自前で構築したネットワーク棚

CD管を通すだけなので、電気配線の部分は触らないで済ませることができます。CD管を通るLANケーブルの音が目的の部屋に聞こえてくるのが面白く、作業は意外と楽しんで出来ました。

あとがき

これまでこのシリーズの記事を読んでいただきありがとうございました。
最後の記事を投稿し忘れていたのですが、友人に家を建てたときの経験を聞かれたことをきっかけに、この記事のことを思い出しました。
外構部分は触れられていませんが、ひとまずここまで書き上げることが出来たのでシリーズとしては終わりたいと思います。

家作りは一生に一度やるかどうかの人がほとんどだと思います。
家を建てることにかかる金額もそうですが、家を買うことによるその後の人生への影響を考えてもとても大きな買い物になります。
その割にネットを探しても素人目線でのまとまった情報は少なく、プロの「○○な間取りはダメ!!」とか「こんなメーカーはやめておけ!」みたいな記事や動画ばかりを目にしました。

一人一人の要望は異なるので、家作りの正解はこれだ!という情報は提供できないものだなと思いつつ、私の経験を文章にして公開することで、似たような理由で家作りを考える人の決断の一助になればいいなと思います。
もちろん理由は違ってもこれから家作りをする人の助けになればうれしいです。

最後に、持ち家になってから賃貸では出来なかったことをしたので共有したいと思います。










猫を飼うことができました!!
仲いい男の子の兄弟で、チョコとモカって言います!

左がチョコ、右がモカ
レンジフードの上に乗っかってしまいます
左がチョコ、右がモカ
二匹ともヘソ天が可愛いのです
左がモカ、右がチョコ
本当にとても仲良しです!

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