VALL-E-Xの"No Python at..."をどうにかする。
経緯
先日、PCを買い換えたのでソフト類も大体お引越しさせたのだが、
VALL-E-Xを動かそうとしたらエラーを吐いてきた。
英語が壊滅的な点数だった私にも優しいエラーメッセージ君。
とりあえずPythonが無ぇと言いたいのは分かったぞ。
普段技術的な記事なんて消費する事しか出来ないが、調べた感じ
VALL-E-Xの記事は無いっぽいし、(あったらごめんなさい)
たまにはエラーへの対処方法を書いてみようかと。
免責
一応注意、この記事の対処方法は「なんか適当にやったら出来た!」
みたいな内容なんでどっかおかしくなっても筆者は責任を取れません。
自己責任で頼みます。
実行環境:Windows10、Python 3.12
対処手順
1.VALL-E-Xがダウンロードされている場所(今回はC:\Program Files\VALL-E-X)の「venv」フォルダを開きます。
2.pyvenv.cfgというファイルをTerapadやメモ帳で開きます。
(書き換え禁止になってるはずです。)
中身は多分こんな感じ。
home = C:\Users\username/AppData\Local\Programs\Python\Python312
include-system-site-packages = false
version = 3.12.4
executable = C:\Users\username\AppData\Local\Programs\Python\Python312
command = C:\Users\username\AppData\Local\Programs\Python\Python312python.exe -m venv C:\Program Files\VALL-E-X\VALL-E-X\venv
3.開いたpyvenv.cfgを全てコピーし、別のテキストファイルなどにコピー
します。
4.上の手順で作成したコピーの内容を書き換えていきます。
ここで書き換える必要があるのは上のコードの1,4,5行目です。
まず、1,4行目の= から先はpythonのインストール先、つまり
python.exeがあるフォルダのパスをコピペして下さい。
5行目のcommand =から先は、上のコードの
"C:\Users\username\AppData\Local\Programs\Python\Python312\python.exe"
の部分を1,4行目でコピペしたコードに置き換え、末尾に\python.exe
を書き加えて下さい。
また、-m venvの後のパス(上のコードだと
"C:\Program Files\VALL-E-X\VALL-E-X\venv")
は手順の1で開いた、VALL-E-X本体の「venv」フォルダのパスに置き換えて下さい。
これで書き換え作業は終わりです。お疲れ様でした。
5.書き換え終わったテキストファイルの名前をpyvenv.cfgに変えて手順1の
フォルダにコピーして下さい。(念の為、元のファイルも名前を変えて
残して置くことをお勧めします)
あとがき的な何か
手順を初心者の方にも分かりやすいように書こうとしたんですが、
そのせいで逆に読みにくくなってしまってどの層に向けた文章なのか
自分でも分かりません…ごめんなさい。