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食べたい子と食べたいを我慢できる子
近所の方に柿をいただいた。
我が家では、果物は朝ごはんのときに食べることになっている。
柿をいただいた瞬間から、『明日の朝、柿食べようね』と、子どもたちはわくわく。
そして翌朝。
その日は夫が体調が悪く、朝ごはんを食べないとのこと。
私が子どもたちに、
「今日はお父さんしんどくて柿食べられへんから、今日は柿食べるのやめて、明日お父さんも一緒に食べへん?
お父さんも一緒に食べられる方がいいやん?」
と聞くと、
4歳の次女は「いやや。今日食べる。」
小1の長女は、ちょっと悩むも、「今日食べる。」
小3の長男は、「僕はお父さんと一緒がいいから、明日でいい。」
とのこと。
今日食べたいという長女と次女の意見を尊重して、結局はその日に食べたんだけど、
あとで夫にその話をしたら、
「年齢によるのかもね」という話になった。
4歳の次女は、人のことを考えるなんてまだできなくて、自分の食べたい欲求で頭がいっぱい。
小学1年生の長女は、頭では、ちょこっとはお父さんのことを考えてるんだけど、でも食べたい欲求には勝てない。
小学3年生の長男は、お父さんのために我慢しようって思えるぐらい欲求もコントロールできる。
きっと、長女も小学3年生ぐらいになれば、長男と同じように答えるようになるのかなって話してた。
でも、
小学3年生の長男が、「僕はお父さんと一緒がいいから、明日でいい。」って言ったことに対して、
「長男は人の顔色を伺うところがあるからなぁ。人の顔色伺わずに自分の想いをもっと素直に表現してもいいのになぁ。」と夫。
私はちょっと笑ってしまった。
お父さんのことを想って、自分の欲求をコントロールしたら、人の顔色を伺いすぎると心配し、
お父さんのことよりも自分の欲求を優先したら、思いやりがないと心配する。
親ってそういうもんだね。
子どもがどんな反応をしても、心配するもんだね。
きっと、他のことでもそう。
勉強しなければ、勉強しないと心配し、
勉強をがんばっていれば、勉強ばかりで遊ばないと心配するんだろう。
心配しないなんてことはできないけど、
心配しながらも、
でもそれぞれの子どもたちの今を受け入れて認めて、大事にしていきたいな。