1万人コーチングのススメ
1万人コーチングというのは、
1万人に対して、1対1でコーチングをするわけじゃなくて、
道ですれ違う人や、
スーパーのレジ担当さん、
宅配便の配達担当さん、
そんな日常で出会う人々に、
勝手に心の中で勇気づけを行うというもの。
『コーチ』というと、スポーツでの監督やコーチの「コーチ」をイメージすることが多いと思うけど、
『coach(コーチ)』って馬車という意味があって、
「その人が望むところに一緒に連れていく」
という意味でも使われていたらしいです。
(ブランドのcoachのロゴも馬車!)
そこから、
「クライアントの望む状態へ到達するための支援をする」
という意味でも使われるようになったそう。
日本ではまだまだそれほど一般的ではないかもしれないけど、
企業のトップがコーチをつけるなど、
コーチングも少しずつ広まってきているようですね。
そんな『コーチング』について、これから学んでいくことを決めました!
コーチングにも本当にたくさんのやり方があり、
コーチングに関する協会もたっくさんあるんだけど、
私が選んだのは『親子コーチング』。
コーチになりたくて、コーチングを学ぼうと思ったわけではなく、
子どもたちの1番の理解者でありたいけど、どうすればいいかわからない、
という思いが強くなってきたタイミングで出会ったのが『親子コーチング』でした。
小学3年生の長男は、
今日の出来事などはほとんど話さない子で、
「今日は昼休みにどんなことして遊んだの?」と聞いても、
「忘れた~~」
って返すような子。
長男が1歳7か月のときに長女が生まれたということもあって、
さみしい思いもさせてしまったんじゃないかなぁというのがずーーっと気になっていて。
4人兄弟の長男だから、長男に下の子たちのことをみてもらうことも多く、
我慢してもらうことも多かったと思う。今でもそう。
そんな長男が、たまーーに甘えてくるんですよね。
そんな姿を見ると、
本当はもっと甘えたいんだろうなぁと思うし、
でも、長男自身、そんな自分の気持ちに気付いていないのかもしれないとも思う。
そして何より、これからさらに4年生、5年生と大きくなっていくと、
母親に甘えるなんてこと、どんどんとできなくなるだろうし、
今でも、学校の話なんてしないんだから、
これから先はもっと話さなくなっていくだろう。
そうしたら、今後、長男が本当に困ったときに、私に相談できるんだろうか、って不安を感じました。
夫に相談すると、
「母親になんて相談しないのが普通だ!」って言われてしまうんだけど、
でも、私としては、
今日の出来事をすべて話してほしいわけじゃなくって、
子どもたちには、
どんなときでも応援してくれる人がいるんだって感じていてほしい。
それが母である私だったらうれしいなと思う。
ただそれだけ。
それだけなんだけど、
そういう関係になるには、どうしたらいいんだろうかって悩んでしまっていた。
と、同時に、
小学1年生の長女とも、コミュニケーションの難しさを感じるようになってきている。
というのも、
長女と私は似ている部分がとっても多い。
3人兄弟の真ん中の私と、
4人兄弟の2番目の長女。
性格も子どものころの私にそっくりすぎて、
長女の気持ちが痛いほどよくわかる。
でも、性格が近いからこそ、
反発も大きく、
イライラを感じることも多い。
そんな長女との関係も、このままでは反発が大きくなっていくばっかりな気がしていて、
どうしたらいいのか悩んでいた。
そんなときに出会ったのが親子コーチング。
子どもへのコーチングに特化したものではないんだけど、
親子コーチングの話を聞いたとき、
『今』学びたいと思った。本当にピンときた!
そして、学ぶことを決めた。
実際に、親子コーチングを学び始めて、
まず最初に課題として出されたのが 1万人コーチング。
コーチングマインドを育てるために、
1万人に"勝手に"コーチングをするのだ。(心の中で)
簡単に言うと、
日常で出会う人のいいところ探しをして、
自分の中で勝手に褒めるw
黄色のトップスが似合ってますね。
とってもさわやかな笑顔に元気をもらいました!ありがとうございます!
暑い中赤ちゃんを抱っこしてお買い物だなんて、大変なのにがんばってますね!
こんな感じで。
これ、簡単なように見えて、やってみるとかなり難しい。
いや、きっと、
できる人にとっては、とっても簡単なことだと思うんだけど、
私の場合、
普段から人のマイナス点に目がいきやすい。
例えば、
このコーディネートなら靴は白の方がかわいいんじゃないかな。
抱っこ紐は、もうちょっと赤ちゃんが上になるように抱っこした方が楽だと思うなぁ。
とか、
そういうのはいくらでも思いつくw
でも、そうじゃなくて、
ステキなところを見つけるのがとってもとっても難しい。
そんなに難しくないだろうと思って始めてみたのに、
ぜ~~~んぜんできない自分がいて、
これまでいかに人のマイナスな面ばかりを見ていたのかに気づき、
ちょっとショックを受けてしまった。
例えば、保育園の先生を見て、
暑いのにいつも子どもたちをみてくださってありがとうございます、
別の先生を見ても、
暑いのに大変ですね、
さらに別の先生も、
暑いのにがんばってますね、
みんな同じ。。。。
でもきっとこれって自分に対しても同じで、
いつも自分のマイナス面ばかりが目につき、
できていない自分、
足りない自分、
ばっかり見ていたんだと思う。
でもね、そんな中でも、全然できてない中でも、
人のいいとこ探しをしようと思っていると、
なんとなーく自然と笑顔になってる自分を発見した!
そして、
人のいいところを探して、勝手に褒めているだけで、
自分の気持ちも上がる⤴
しかも、人のいいところを探すなんてこと、
自分の心が落ち着いてないとできないから、
自然と自分の心も穏やかになる⤴
そしてそして、子どもを見る目も変わるんです⤴
それまでは、
なんでできないの?
なんでこんなことするの?
って思ってたことも、
こんなことできるようになったんだ!
こうしようと思ったんだね!
って、
子どもは全く同じことをしてるのに、
こっちの意識が変わるだけで、感じ方が全然違う!
私は1万人コーチングをしようと思ってまだ数日だけど、
自分自身の変化にびっくり!
これは、みなさんぜひぜひ試してみてほしい。
私なんて、
今日から始めるぞ!と思った1日目は、
朝、保育園に子どもを送りに行く前に、
「今日は出会った人に1万人コーチングしよう」と思って出かけたのに、
1歩家を出た瞬間にすっかり忘れていて、
家に帰ってきて、
「あ~~忘れてた~~」
というところからのスタートだったけど、
そんな私でも、数日で変化を感じているし、
これからも続けていきたいって思ってる。
人のいいとこ探しするのって、楽しいなぁって思い始めてる。
コーチングの勉強は、まだ1歩踏み出したところで、
まだまだこれからなんだけど、
1万人コーチングは続けていきたい!
そして、親子コーチングの学びも本当に楽しみ!
学ぶだけじゃなくて、実践しながら学びを深めていきたいな。