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起きたら全て忘れていた

気が狂ったので後から消したくなるタイプの文章を書きました。あちゃー。

今日は、朝ドラブギウギの主人公が弟の戦死を知らされた回、スレッズに流れてきた磯野貴理子が24歳年下イケメンバーテンダー夫に血の繋がった子供が欲しいからという理由で離婚を突きつけられた事を知り、友を想って号泣した松居直美を見て泣いた。私は普段泣くことがありません。

半年に一度(嘘。頻度など気にしたことはない)普段「へーあっそ(笑)」と他人事化している感情が本当の意味でどさっと降ってくる瞬間がある。心ってめちゃカラフル。この時にやっと自分の本当の感情が顔を出してくれるのだが、これもこれで刹那的なものなのでもう本当とか結構どうでもよかったりもしている。びっくり人間はびっくり人間の常識しか信じなくていいんじゃない?

それなりにものをこなすくらいの元気はあるのだが昨日から震災当時の遺体安置所に通い詰めたり津波で流された遺産を探しに遺体が隠れる瓦礫の中をワクワク探し歩いた日々や流された祖母に童謡を教わりながらシャボン玉で遊んだ記憶等がかなりの頻度でフラッシュバックしている。これはどういった知らせ?どうしろって?あなたはブルーシートに包まれた無数の遺体が並ぶ体育館を見たことがありますか?同じ幻覚の類ならせめて良い夢みせてくれー。脳はマジで意地汚い。

カミングアウトをする際、私の人格の場合、そのような過酷な環境下で生まれ育ったからこのようなびっくり人間が出来上がり同時に芸術家としての複雑さに恵まれたのだと多少妬まれてしまうことがある。えー、それならみんなの家とか町とか家族とかペットとかみんなしんじゃえばよかったんじゃない?と思いながらいつもニコニコしたりしている。これはお互いに言っちゃいけないことだよ。しってるー。

本来、万人にとって無い存在であったはずの故郷を私は物理的に失っているので私の故郷は有るものになっています。みんなと違ってね。

これも言っちゃいけないこと。
わかるよね。

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