故人の遺志にそぐわない
芦原先生が「個人」でSNSに投稿並びに削除なさったことで、「小学館側から声明を出すべきだった」「小学館が、芦原先生に投稿を削除させた」などの声を聞いた。
しかし、日テレ側の報告書を読んでもわかるように、脚本家のインスタの投稿は、あくまで「個人」が行ったものである。
おそらく、芦原先生ご自身も、脚本家「個人」の投稿として認識なさっていただろうと思う。そのため「小学館として声命を出して欲しい」ではなく、「自身でアンサーを投稿しても良いか」だったのではないか?と。
「個人」の投稿に対し、「出版社」という「組織」からの投稿は、「強い(権力を笠に着る)」「フェアではない」。そのように思われて、「個人」である、ご自身での投稿を望まれたのではないか?と考える。
「報告書の公表は、当該事案関係者への批判を意図しておりません。関係者個人への誹謗中傷は、厳に慎んでいただきますようお願い申し上げます。」と小学館の「2024.6.3特別調査委員会による調査報告書公表および映像化指針策定のお知らせ」にあるように、誰かを「誹謗中傷」するための「材料」とするべきではない。