![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84170613/rectangle_large_type_2_f23539132b2d9c18bb76320b3297d501.jpeg?width=1200)
Oasis の『(What's The Story) Morning Glory? 』を聴いてみた編
こんばんは、内山結愛です。
今回はOasis の『(What's The Story) Morning Glory? 』を聴いてみた編 をお届けします。
圧倒的存在感を放つ弟リアムの歌声、力強く歪むギター、心に沁み入る美しいメロディを生み出す兄のノエル。
ブリットポップの金字塔的作品であり、時代を創った一枚。
ぜひ、読んでみて聴いてみてください!
1.Hello
徐々に近づいてくるギターの音。三曲目の「Wonderwall」のメロディだったんだ…!一曲目からこのハードさ、めっちゃ格好いい。ボーカルが第一声から圧倒的存在感を放っている。弾けるパワー。1:04〜最高のメロディ。ワウペダルが使われているギターの音色、攻撃的な浮遊感があって良い…。歌声が良すぎる。Gary Glitterの「Hello, Hello I'm Back Again」から歌詞とメロディを引用しているらしく、原曲聴いたら「本当じゃん!!」となった。
2.Roll With It
ギャリギャリに歪んだギターとドラムの躍動感。歌い出しからオーラあるの凄い。1:37〜メロディと言葉のリズムが気持ち良すぎる。初めて聴いたのに歌い出しそうになる。1:57〜美しい…音の重なり方、曖昧に煌めいている音色ちょっとシューゲっぽい。後半の音の洪水感、“ぽい”というよりめっちゃシューゲイザー。咳をして終わるのカッケ〜…
3.Wonderwall
この曲聴いたことあるぞ…!美しくて寂しげなアコギの音。歌声が良すぎる…リアムさん…掠れながらも強く美しい声でラブソングを歌ってしまうんだ…。ストリングスも合流して、一気に幻想的になる。美そのもの。朝方の山の頂上聴きたい。達成感と爽快感ありそう。2:25〜この荘厳シリアスな音いいな(メロトロンという鍵盤楽器らしい)。ドラム、かなり重要な役割を担っている。数回で無意識に口ずさんでしまうメロディ。美しいメロディがとめどなく襲いかかってくる。
4.Don't Look Back In Anger
この曲…知っている…!!!!!みんな知ってる。アルバムで唯一、弟のリアムではなく兄のノエルがボーカルをとった曲。兄弟揃ってめちゃくちゃ良い歌声を持ってるの何ですか…?名曲。最初は弟のリアムがこの曲を歌いたいと主張して、口論になり、その兄弟喧嘩の末、兄のノエルが歌うことになったという逸話、微笑まし過ぎる。兄は強い。イントロのピアノはJohn Lennonの「Imagine」を引用しているらしい。何度も生活の色んな場所で耳にしていた曲だけど、ちゃんと聴くと良い曲すぎて怖い。ノエルお兄さんの歌声は荒々しさと感情がよりダイレクトに乗っていて、悶えそうになる。3:12〜泣きそうとかではなく、ギターと一緒に鳴きたいし泣きたい。最後のためる歌い方、ずるいな〜泣
↓再生回数が桁違いすぎる
5.Hey Now!
一気に重たい。ドラムバリ重。肩の力を抜いたようなあっけらかんとした歌声も良いなぁ(全肯定ヲタクになってしまう)。1:01〜ここの切り替え、ヤバイ。美。気怠げなのに、明るいの不思議。クラップも入ってくる。タンバリン以外全ての楽器が重めで格好良い。ノエル改め、耳に残る美しいメロディを作るエキスパートお兄さん。
6."Swamp Song, The - (Version 1)"
インスト。ノエルの師匠的存在であるPaul Wellerがリードギターとハーモニカで客演したもの。スーパーロックで、激しくて格好良い。こんな「ファ〜〜〜💢」って奏でられるハーモニカ存在するんだ…!
7.Some Might Say
イントロのギターのギャンギャンっぷり堪らない。良い曲しかなくて凄い。1:13〜好き。ゆったりとした歌声からの力の入った高音、痺れる。2:04〜宇宙的な電子音が場をかき混ぜていく。2:37〜コーラスみたいな役割を担っているギターとの追いかけっこ、グッとくる。ベースラインも好き。4:40〜フォー!堂々とした歌詞も格好良い…自分は自分…!
8.Cast No Shadow
アコギ始まり、ストリングスinの構造で仕上がってしまう身体になった。なんとも言えない寂しさが美しい。歌声の美しいハーモニー。1:16〜コーラスの声高っ!体格の良い妖精みたい、美!ドラムの躍動で曲の生命力が高まっているなと思う。ドラムの凄さに気づくと、ドラムばかりめっちゃ褒めたくなっちゃう。
9.She's Electric
楽しげで軽快。声が良い。ずっと。そして爽やか。1:13〜裏声がキュートでビックリする。キュートさも持ち合わせてるのは危険。1:40〜なんて楽しげなの…クラップ楽しい。陽気。歌詞は確かに刺激的な彼女だけど、キュートな恋心を歌っていてくすぐったい!ハァ…ナイスキュート。
10.Morning Glory
タイトルチューン。ヘリコプターの航空音。イントロヘヴィで最高。炎が高く燃え上がっている。熱い。こういう曲に映える歌声。キンキンと歪むギター格好良すぎる。どの曲も結構ガンガンに歪んでいて好き。声も埋もれ気味で、本当は…実はシューゲイザーなの…?「Coz I'll be you and you'll be me~」のメロディはキンクス「wonderboy」のワンフレーズから引用されていて、アウトロではビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」を引用しているらしい。3:18〜ここからめちゃくちゃ格好良い。ギター耳鳴りみたいでヤバイ。轟音。興奮して自分が音量上げすぎてるのかもしれない。アウトロの音の洪水っぷり最高。最後もヘリコプターの空港音が聞こえて、次の曲へ飛び立っていく。
11."Swamp Song, The - (Version 2)"
ラスト曲の前にインスト…!水ジャブジャブからの「Morning Glory」が続いているようなハードでヘヴィな演奏。ラスト曲への心の準備・・・
12.Champagne Supernova
水のジャブジャブ音が引き継がれ、優しいギターの音色に泣きそうになるイントロ。Aメロの言葉の伸びやかなリズムが心地良い。兄ノエルがかつての憧れのロックスターたちに捧げた曲らしい。2:18〜爽やかなエンディング感が凄い。そしてボーカルがリバーヴィーでまたシューゲイザーかと思った。再び登場Paul Wellerがバックボーカルとギターでゲスト参加している。4:35〜ギターソロの大熱唱…感動…格好良い。ギターが重なり、音の洪水っぷり、堪らない。7分半くらいあるのにあっという間に終わっていってしまった…余韻ビッタビタ。
↑ジャケット写真の道路は、ギャラガー兄弟が敬愛するThe Beatlesのアルバム『Abbey Road』に倣ったもの。真似したい……!
Oasisは、1991年に結成したイギリス出身のロックバンド。メインソングライターの兄ノエル・ギャラガーと、ボーカルである弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に結成される。全世界のトータルセールスは7,000万枚以上を記録。2009年に解散。
本作は発売直後から世界中で爆発的な売り上げを記録し、全世界ではトータル2500万枚以上を売り上げ、Oasis最高のセールスを記録したアルバム。
避けてきたわけでは全然ないけど、やっと…Oasis聴けた〜!!!
音楽の神様に愛されたギャラガー兄弟の凄さをバシバシに感じた一枚でした。
Oasisというバンド名はずっと前から知っていたけど、この日までしっかり聴いたことがなかったのは不思議。
それでも何曲か知っていたし、めっちゃ格好良かったし、どの曲も耳に残る…!!
「Don't Look Back In Anger」は、CMを始め色んな場所で耳にしたことはあったけど、真剣に聴いたら良い曲すぎてたまげました。
そして、兄弟どちらとも歌声が素晴らしすぎる。兄弟喧嘩のエピソードも可愛い。もっと知りたい…!
ブリットポップ編は一旦一区切りで、次回からはまたまた違う方向へ進んでいきます!
次回は King Crimson の『In The Court Of The Crimson King』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!
最後まで読んでくださり、有難う御座いました。
いいなと思ったら応援しよう!
![内山 結愛](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21109342/profile_3559c7ca5945f8b5288f9f6769dfe8a0.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)