250123 思ったこと
今日は手書きの日記はおやすみ。
仕事で帰りが遅くなって、書く余裕がなかったのと、いろいろと考えさせられることがあったので、文章にすることにした。
私は介護福祉士として、障がいのある人たちの働く場を作るため、小さな福祉事業所で働いている。
元々、家族にも障がい者がいることもあり、私にとっては健常者よりも障がい者の方が身近だったりする。
そのため、この職業を選んだ。楽しく働いている。
最近、事業所に来ている利用者さんが落ち込みがちだったのだけど、今日、ふとしたきっかけで、悩みを聞くことになった。
まあ、簡単にまとめると「こことは別に通っている事業所の職員さんと上手く関係性を築けなくて、悩んでいる」ということだった。
そうやって利用者さんたちの悩みや話を聞いていると、つくづく人間って不思議だなって思う。
私たちは偉そうに職員という立場でアドバイスをしたり、いろいろ言ったりするけど、後から振り返ったら、似たようなことで私たちも悩んでいたりする。
なんでこうも、自分のことになると答えが見えなくなるんだろうね。
私がこの仕事を好きなのは、答えが出ないからかもしれないと時々思う。
支援に答えも正解もないし、大体は上手くいかないことの方が多い。10年近く現場で働いてきて、支援がピッタリ成功したことなんてたった一度しかない。
だけど、「ああでもない」「こうでもない」「どうしたらこの人は少しでも楽しく日々を生きられるだろう」って答えのないことを同僚たちと話しながら日々いろんなアプローチをするのが楽しいんだ。
今日もそんなことを帰り道に思ったので、残しておくことにした。
しんどいこともいっぱいあるけど、福祉職、結構楽しいよ。