[CISSP学習記録] 第1章 (#11〜#20)
第1回(前回) 次回(近日公開予定)
はじめに
第1回の「はじめに」に記載のとおり学習記録です。引続き、問題集の著作権やフェアユースに配慮しておりますので、以下の問題集を購入された方がこの記事をご利用下さい。問題と回答は部分的に文面の変更又は内容を伏せています。
# 11 〜 # 20
# 11(スキップ)
解説のとおり。以下にFISMAについての詳細解説。
# 12(スキップ)
解説のとおり。以下にGISRAの原文。
https://www.epa.gov/sites/default/files/2015-12/documents/gisra.pdf
# 13(スキップ)
解説のとおり。一方、「STRIDE脅威モデル」はどのようなものかを確認します。内容を要約すると次のとおり。
なお、STRIDEの意味は「大股」や「歩幅」といった意味で、特に関係はありません。
# 14
解説では「監査人を納得させるため」と書かれているが、果たして本当でしょうか。「事業継続計画」(BCP)作成時のリスク受容の際に行うのはリスクが顕在化した場合の対処を準備することです。これは事業を継続し、事業停止による影響を最小限に抑えられるように計画するためだと思います。「意思決定プロセス」は誰が顕在化したリスクの影響を責任を持って対応するかを決めておくことを指していると考えました。
また、他の選択肢は以下の理由から除外されます。
A. リスクは受容済みなので、リスク低減策は打たないことが決定済みなので設問と矛盾します。
B. 「災害復旧計画」は事業継続計画と同じように語られるケースが多いですが、策定の目的が異なります。災害復旧計画は災害が発生した場合の対策を記載するものです。これらの違いでわかりやすいのは、災害復旧計画ではまず人命の安全確保が最初に語られるところかなと思います。
C. 「事業影響度評価」(BIA)は事業の停止の影響度を評価することなので、「事業継続計画」(BCP)のインプット情報を整理するプロセスです。実務においてもこれらのプロセスは評価結果が間違っていることがない限りは逆進することはあまり考えられません。
# 15(スキップ)
解説のとおり。セキュリティコントロールの暗記によって回答できるため、省略。
# 16
解説とおりですが、少し内容を掘り下げます。
有形資産は金額が変化しない又はしにくいものなので、定量的リスク評価(金額でリスクに対する影響を評価)が効果的であり、一方、無形資産は金額が見積もりにくいものなので、定性的リスク評価(AよりもBの資産がリスクに対する影響が大きいなどの評価)が有効であると考えられます。
# 17(スキップ)
解説のとおり。暗記問題のため省略。なお、他の選択肢の内容は次のとおり。
著作権法:著作権を保護する
ランハム法:商標を保護する
グラス・スティーガル法:金融と証券売買の権利を分離する
# 18
一般用語の問題に見えますが、法律用語の問題。基本的に暗記ですが、違いが分かりにくい2つの選択肢を簡素に説明すると、
適切な注意(デュー・デリジェンス)
説明責任を明確に果たせるよう、業務にエビデンスや説明材料を付加するレベルでの注意。つまり、法的証拠として示すものがあるレベルの注意。
妥当な注意(デュー・ケア)
職務に応じて一般的に業務として処理するレベルでの注意くらいの意。
より詳しく理解しようとしている方の説明がありましたので、こちらに情報共有します。
# 19(スキップ)
解説のとおり。暗記なので、省略。
RAIDについて理解を深めたい方はこちらをどうぞ。
# 20(スキップ)
解説のとおり。暗記問題なので、省略。判断の仕方としては管理コントロール→組織のマネジメントで実現可能かが分かれば答えを導けるはず。
おまけ情報
今回も前回に引き続き、ガイド情報がまとまっている有益なページを見つけましたので、情報を共有します。
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