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幼少期の1人遊びとおかしな子供②
前回から書こうかこう描きたい描きたいと思いつつ、日々に流されてサボってしまった😇
引き続き幼少から遡って語っていこうかと思う。
そんな4歳(年少)で入れられた保育園。
母には明日から保育園って所に行って、ご飯食べて、遊んでってするんだよ。
お母さんはお仕事するからね。
夕方になったら迎えに来るからそれまでいい子にして待っていてね。
そう言われて迎えた初登園。
上の母の話をへ〜そうなんだ〜わかった!と普通に受け入れた。
入所前からよく遊んでいて親しかった友達も一緒に入所して、更に同じチューリップ組だったから全く寂しさも不安もなかった。
母に保育園に置いてかれ、よろしくお願いしますと先生に声を掛けて、私に手を振りながら車へと向かっていった母親の後ろ姿を見て、
ああ、言っていた事は本当で、お仕事に向かうんだな〜、これからここに毎日来るんだな〜と当時の私は思い、意外とあっさり現実を受け入れたのをよく覚えている笑
が、
3歳の時からよく遊んでいた友達はしくしくメソメソ、まわりの男の子も女の子も揃いも揃って、おがあさぁぁあん!!!!!と大泣き大泣き、泣き声の大演奏会だった。
同じ歳の男の子ですら恥ずかしさ等微塵もないかと如く大声でお母さんお母さん帰ってきてとわんわん泣く。
それを横目で見ながら、当時の私は同情しつつも冷やかな目で見ていた。
仕方ないじゃんお仕事なんだからさ、どうせ夕方には迎えに来てくれるんだし何も捨てられた訳じゃないんだから、そんなに泣くことも無いし、迎えくるまでここで過ごすしかないじゃん。
と思いながら心の中で周りのわんわん泣く子達に言っていた。
悪く言えば偉く冷めたような、良く言えば肝が据わっている様な考え方をしていて、なんだかよく分からんがそこだけは現実主義だった😹笑
もしくはただ単に母親の言っていた事に従順なだけだったのかもしれない。
そしてそう思いながら、目の前に転がっている与えられたおもちゃで遊び始めた子供であった。
でも私も同じ様な子供は一定数居たようで、その子達ともくもくとおもちゃを取り出していた事を覚えている。
3分の1の子供達がそれに該当していて、更にその過半数は4歳より前から保育園に通っている子達で、実際後から知った事だが、
私と同じ状況で泣かずに普通に遊び始めた子供は私以外に3人しかいなかったのだった。
そして普通に難なく泣く事もなく一日を過ごし、約束通り母が迎えに来て、家に帰ってから母親に今日あった事、保育園がどうだったか、どんなおもちゃがあって何をして遊んだか、友達たちはどんなだったかを一通り伝えた。
保育園デビューは親もはて、と思う程にあっけらかんと順応したが、問題はそれからだった。