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【観劇2024.8.27 昼公演】ミュージカル『刀剣乱舞』 和泉守兼定 堀川国広 山姥切国広 参騎出陣 ~八百八町膝栗毛~

TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川)で『ミュージカル『刀剣乱舞』 和泉守兼定 堀川国広 山姥切国広 参騎出陣 ~八百八町膝栗毛~』を観劇してきました!

とりあえず、内容についての心の動揺(感想)は改めて配信などでもう一度見直した時にババッと箇条書きにでもして加筆しようかなと思います。

ただこれだけは言いたい。巷で不評の立川ステージガーデンに初めて行ってきましたが、こりゃ不評なわけですね!と。
今回の東京公演(TACHIKAWA STAGE GARDEN)はS席:12,500円のチケット代金なんですが、その1階S席はほぼフラット構造。
2列ワンセットで段差をつけて距離をあける客席作りをしていましたが、その2列目になったら正直ハズレです。
席を千鳥に並べてはくれてますが、前の人の頭で四分の一から三分の一は舞台が見えなくなるので実質見切れ席でした。
見切席:8,500円で売って欲しさありますね……。
客席数かなり減らしてるなぁと感じましたが……1階席最初から見え難い前提で値段下げて客席数増やした方が良いのでは?とも思いました。

そんな座席に対する不安ありつつ幕が上がりましたが、ステージ中央はがっつり観えたのと、下手側は前方席の方の座高が高かったためほぼ見えなかったのですが三振りがそこのポジションに留まるのが少なかったのでそれが救いといった感じでした。

座席の悪k……お気持ちが溢れ出てしまいますね……。
今度この劇場で申し込む時は2階以上にしようと思います。


冒頭にて書いた通り、本編の感想は今後配信と円盤観た時にでも箇条書きとかで加筆できたら良いかなって感じなので感想の総括になるんですが、江戸の町のハツラツとした江戸っ子たち、見ていていいな〜と思いました。
劇中の音楽もさっぱりと明るく粋な曲が多くて良かったです。

正直らぶフェス2022より後の、脚本家の方が交代した後の公演について、面白いし良く出来てるんだけど、柔和過ぎるというか、さらっと良いものを観た、という感じで。
でも前と比べて観劇した後に心に突き刺さっているものがあまり無いな、と思っています。
芸術作品は作品の出来の善し悪し以上に“心に刺さるか否か”が要点じゃないですか(と私は思っている)

で、今回の参騎出陣についてら脚本と演出が本当に良いバランスで噛み合ってたなと。

脚本家の方はたぶん『江 おん すていじ ~新編 里見八犬伝~』や今回の参騎とか、こういうのが得意な分野だろうな。
令和の時代の風刺が令和の表現そのままで入っていたり、そこは作品に溶け込んでいない違和感はありましたが、あの江戸時代の締め付けをわかりやすく噛み砕いて見せるならそうなるか〜とは思ったり。

刀剣男士に関しては役を積み重ねてきたものがあるので、いい塩梅に役柄と自我が混ざってて、観てて上手いというか美味いというか、言うことなしですね。

ミュ本丸の土方ペアの品が良いのに悪ガキ感とか、まんばちゃんの初なのにどんと構えている態度とか絶妙タイミングで出るボケとか。
生身の人間から出る個体差っていいですね。

あとは
今作、刀剣男士という物(刀)が物目線で物語るのもなかなかに秀逸だったなとか。

刀を捨てて筆を取った元武家の人間に対しての町人の態度と刀剣男士の態度の違いとか。

鬼平犯科帳にテンション上がっている刀剣男士とか。

遊郭に場慣れしているまんばちゃんとか。

あっという間に江戸のアイドルに駆け上がる(?)お国ちゃんとか。


時間と体力とタイミングの問題が山積みなので円盤まで観れなそうだけど、箇条書きで感想書き殴りたいな……と思える作品でしたね。

とりあえずここまでで〆

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