見出し画像

いくら払うべきか/もらうべきか問題

 某界隈のカネとかに対する感覚がバグっているのでお気持ち表明文章をば。レンタル〇〇系ビジネスに関する話。あと最近、ちょっとした仕事を募集したりするのに使える#しょぼいハロワというタグがあるのでそれにも関連するかもしれない。

前提〜ヒトは自分の損になることはできない。

 ごく自然なことだ。生物は自分の生存確率を上げるにとって損なことはできない。

 パパ活のパパとかはパパ活嬢にカネを奢っているわけだけれども、そこには見返りがある。

 見返りを求めていない贈与などない。一見推しに貢いで無駄遣いする行為も、ドーパミンが出るという見返りがある。

カネを払うとき/もらうとき、それはなんの対価か?

 カネを払うとき/もらうとき、それはなんの対価かということは常に意識すべきだろう。

 あなたがコンビニでお金を支払うとき、それはおにぎりやバイトの店員に対する対価だ。

 あなたがカフェでお金を支払うとき、それはコーヒーと場代に対する対価だ。

 あなたがプロおごにお金を支払うとき、それはプロおごの時間と奢った満足感に対する対価だ。

 カネの移動があるとき、反対方向になんらかの益が移動がある。

 今回の文章の結論はつねにカネと何の交換なのかを意識せよということだ。

ただしい支払額

 あたりまえの話だが、売り手の提示額と買い手の提示額は一致しないと売買は生じないというのが通常の経済だ。

 ゆえに、等価交換が成り立つべきである。交換されるものの価値に応じた販売額/支払額を提案しよう。

 私の周りの人たちは買い手が多いのだが、えてして低すぎる価格を提案しがちである。論理的に考えよう。その価格の提示根拠はなんだ?

 あたりまえだが、カネと対価の交換にもコストがかかる。交渉自体がめんどくさい。ゆえに、できればメール一発とかで取引できるようにすべきだ。

 簡単な例を示す。

 1時間ほど恋愛相談にのってほしいという依頼をしたいとする。

 東京都の最低時給は1072円/hだ。ゆえに最低でも1072円は超えるだろう。   

 相手の属性や依頼の内容を加味する。相手が弁護士でガチの法律相談をしたいなら1072円で済むわけがない。相場はわからないけれども専門職だからとりあえず5000円とかにしておくか。相談内容が重ければさらに加算すべきだろう。

 お友達なら支払額を1.5倍くらいしても身内でお金が回るだけだからいいかもしれない。

 そんな感じで価格決定すればいい。支払額の提示根拠を持て。

 そして、あたりまえだが、売買契約は踏み倒してはいけない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?