【弁理士試験】体系別短答過去問を斬る【分冊】
どうも、かがりです。
世間は盆に入り、変わらず灼熱の暑さが列島を襲っている中、本日、短答アドヴァンステキストが届きました。
私はというと、はたして「アドバンス」なのか「アドヴァンス」が正しいのか気になってしまい、夜しか眠れません。「ヴァ」といえば、私の大好きな「らき☆すた」という作品の日下部みさおちゃんを思い出します。
今後、短答アドヴァンステキストを見るたびに彼女のことを思いだすでしょう。ちなみに原作が連載開始して20周年だそうです。原作購入勢の私も年をとるわけだ。
さて、今回は分厚い問題集の持ち歩きTipsについて共有できればと思います。
1.『困難は分割せよ』と偉い人は言った
分割と聞くと、弁理士試験の勉強をしている貴方は、思わず条文番号を挙げてしまうことでしょう。(解:44条)
井上ひさしさんの短編小説『握手』という作品では、その作品に登場するルロイ修道士という人物がこのように言っています。
全く持ってその通り。国語の教科書に載るのも理解できる真理です。
弁理士試験勉強では、広範に知財分野の勉強を行います。問題集「体系別過去問集(上・下)」はそのボリュームを表しています。うんざりするほど分厚いです。
そこで、分厚い本を斬る、カッターで分冊する、ということは自然の摂理でもあります(発明には該当しない、29条柱書)。
もしも貴方が、ルロイ修道士の言葉に共感して、分冊行為に興味を持っているなら、以降の解説は参考になると思います。
今回は上記の赤本を用いて行います。
2.用意するもの
カッターナイフ(よく切れるものがいいでしょう)
製本テープ(あると見栄えが良いです)
ブックカバー(あると分冊後の耐久性が上がります)
時間(慣れないと全部で1時間くらいかかります)
いずれも、百均ショップや文具店で入手できます。その中でもカッターナイフについては、その切れ味が、作業の効率性に直結するため出し惜しみは無しでいきましょう。
私のオススメは「NTカッター」です。これは美大に行った先輩にオススメされて購入したんですが、メスのように切れるすんごいカッターナイフです。1本あると残りのカッター人生が激変します。
3.分冊するページの計画を立てる
まず、ページ数が1000ページover/冊と分厚い問題集なので、どこで斬るか?が問題となります。
Amazonに目次ページが掲載されているので、プリントアウトして分冊後1冊あたりのページ数がだいたい同じになるように考えます。100ページとか200ページとか。法域ごとでも良いと思います。じっくり見出しを眺めて、キリがいいところを探します。
次に、問題集をひん剥いて(作業しやすいようにカバーを外して)付箋をつけます。
付箋を貼っておくことで、斬る作業に集中できるのでオススメです。
4.分冊するよ
いよいよ分冊していきますが、カッターナイフを持つ前にやることがあります。それは、本を開いて割るということ。
力を込めてガッツリ開き、跡をつけることが重要です。最初は半分の500ページくらいで、全体を半分に分割するように。この跡に沿って、刃を入れていきます。
背表紙は、それ自体が強度を保持するので剥がさなくても良いです。そのまま斬ろう。背表紙にアイロンを当てると糊が溶けて剥がれやすくなるようですが、私はやりませんでした。
何回もカッターを入れていきます。5~6回なぞって、切断するイメージです。1~2回で切断しようとすると、隣のページを巻き込んだりしてしまいます。ここが一番集中力を使います。がんばってください。
意匠法のところで約2分割できます。
ここからは、付箋を貼ったところで開き跡をつける→n回斬る作業を繰り返します。
5.分冊体を保護する
ここまで分冊できた方、お疲れ様です。あなたはとてもがんばりました。
分冊体は1分冊当たりとても軽くなっています。最高。
気になるのは、その耐久性ですよね?ペラペラで少し頼りなく、背表紙もササクレだっており、美観を損ねていることから、貴方の心もササクレだっています。そこで製本テープを使用します。
これを分冊体に1つずつ貼ります。
製本テープによって、最初を最後のページが特に保護されるのでオススメです。
これでも不安な方は、クリアブックカバーを装着すると尚良しです。
6.分冊体を携行できるようにする
とはいえ、ここまで真面目に分冊した貴方は、持ち運び面という運用形態にも興味をお持ちでしょう。ここまで書くのが私のブログです。ぜひ、他の記事も読んでみてください。そしてTwitter(X)もフォローしましょう。Amazonリンクをたくさん踏んでくれると最高です。あなたにも幸せが訪れますように。
さて、再度、ダイソーへ走り、ノートカバー(A5サイズ)を購入します。
カラーはブラックなので、ビジネスシーンにもピッタリですね。
(就業時間中の勉強はやめましょうね)
これに分冊体をはさみます。
以上を一気にやろうとすると疲れるので、コツコツ準備するのがオススメです。
7.おわりに
いかがでしたでしょうか?
これで困難が分割され(物理)、勉強効率の爆上げ間違いなしですね。
まだまだ暑い日が続きますが、バテずに取り組んでいきましょう!
紹介した方法であなたの試験勉強が捗れば幸いです。
もし他に方法があれば教えて下さい!
また気づきがあれば投稿したいと思います。
以上、かがりでした。