これがSixTONESか、と思った日のこと
2月中旬、ついにSixTONESのライブに行くことができた。
やっと会えた。ずっと会いたかった。
毎日画面越しに見ていた彼らを、この目で見ることが叶うなんて。
幸せすぎてこの日は何度もぼろぼろ泣いた。
SixTONESの音楽が好きで。
SixTONESがつくる世界が好きで。
その世界の中で熱狂したり、揺蕩ったり、そんな日をずっと夢見てた。
全身で彼らの音楽に乗ること、その熱量を肌で感じること。
配信ライブじゃ、足りなかった。
実に2年半ぶりの生のライブ。
声は出せなかったけど、楽しくて楽しくて仕方なかった。
ライブの空気が、ライブでしか見られない景色が、ライブでしか感じられない気持ちが、私は本当に大好きだったと思い出した。
不要不急なんかじゃなかった。
私はSixTONESに救われて今があるから。
この人たちのおかげで毎日頑張れてるんだ、って思うとありがとうの気持ちが溢れてどうしようもなかった。
泣きたいわけじゃないのにな、泣いてたって「ありがとう」は伝わらないのに。
ただ泣きながらペンライトを振るしか出来なかったよ。
ごめんね、ありがとう。
・・・
セットリストは忘れてしまっても、この目で見た6人の輝きを、私はきっと忘れないと思う。
ステージの上に立つ6人の輝きを。
真剣に歌う表情。光の中に立つ姿。客席に向けた笑顔。踊る足元。翻した裾の美しさ。気迫を感じる後ろ姿。そして、6人の声。
強烈に脳裏に焼き付いて離れない。
私は、離れてくれるな、と願う。
鮮やかなままでここにいて。忘れたくない。
ライブってこんなに楽しかったっけ。
SixTONESだから、こんなに楽しいのか。
かっこよかったな。最高だった。
音楽っていいな。アイドルっていいな。
SixTONES、最高だな。
そんなチンケな言葉しか綴れない自分が嫌になるほど、彼らは美しく熱かった。
SixTONESに会うために、またこの時間を過ごせるように。
私は私の人生をまた頑張って生きようと思えた。
こうしてまた、私はSixTONESを好きになる。
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