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#8 インドとフィリピン

インドで衝撃を受けた?

以前インドに行って価値観は変わったのかについて書いた。

道路が舗装されていなかったり、交通ルールがあるのか疑いたくなるような道路状況、シャワートイレの水回りなど、日本国内を旅行してもなかなか出会わないことがたくさんあった。

価値観は変わらなかったが、それは大学1年次に行ったフィリピンの経験が大いに影響していると思っている。

フィリピンとインドは似ている?

似ているというか、フィリピンに行っていたからこそインドでの色んな出来事に動じなくなった。

日本では経験しないだろうなと思ったのは主に4点。
①水シャワー
②トイレ
③道路の整備状況
④ストリートチルドレン、物乞い

フィリピンの田舎のほうに滞在していた時は毎日雨水でシャワーを浴びていたので、もちろん冷たいし、正直綺麗かどうかは何とも言えない。洗濯も雨水だったから、一応洗っているという感じ。

トイレも雨水で、完全に手動だった。水の勢いで流すタイプだった。トイレットペーパーはもちろん流せない。

多くの人が使う大きめな道路だと舗装されていたけど、土がむき出しの道路も少なくなかった。振動がすごくて、乗りながら頭をぶつけそうになったり、バイクから落ちそうになったりした。

街中が動物や生ごみであふれているのはインドが初めてだったけど、フィリピンでも大量に野良犬がいたし、道にはごみがたくさん落ちていた。
野良犬を追い払う技術が身に付いたくらいには本当にどこにでもいたし、毎回のごはんに寄ってきた。

有名な観光地や駅には物乞いやストリートチルドレンがいた。地面に座って手を差し出してくる人もいれば、信号待ちをしている車の窓をノックする人もいた。

フィリピンで友人たちとマーケットで買ったパンを食べていたら、私たちには分からない言語で小さな子どもに話しかけられたことがある。英語だったら話している意味を理解できたけど、断片的ですらも聞き取れなかった。しつこかったけど、私たちが言っていることを理解していないと判断されたのか、最終的にはどこかへ行ってしまった。

少しだけこわかった

フィリピンに行ったときは、私たちが常に大人数でいたのもあって怖いと思わなかった。

インドのラクナウを観光していたとき、ストリートチルドレンの女の子が1人で私たち3人に話しかけてきたことがあった。いいターゲットだと思われたのか、かなり長い間ついてきた。

小さな女の子から暴力を振るわれたり物理的に危害を加えられる可能性なんて低いはずなのに、早足で逃げるしか切り抜ける方法がなくて少し怖かった。持っていたバッグや洋服の袖を引っ張ってきたからかもしれない。

早足で逃げた道中の街並み

ベッド周り

そういえば、マニラのホステルに泊まったときに布団に潜んでいたであろう虫(たぶんダニ)に刺された。両足がパンパンに腫れて、一時的に歩けなくなった。参加していたボランティアの前半の日程は頑張っているメンバーを見ることしかできなくて、本当に辛かった。

そこから、少しでも不安を感じたら、①布団は足にはかけない②新しい靴下を履いて寝るようになったし、インドでも実践した。

それでは~

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