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できないと思うからできない

およそ1年半ぶりに、大学で授業を受けてきました。

授業、というよりは簡単なワークショップを。今年から新しく始まった他大学との合同事業の一環のようで、ゼミの先生からお誘いを受けて、面白そうだったので参加してきました。

「キャッチコピーを考える」

面白そう、とは思いつつ、「絶対無理!!!!!!!」と思ってました(笑)

そもそも、新しいことを考えたり面白いことを考えたりするのに苦手意識があり。

広告を見るのは大好きで、心を動かす広告に憧れもありますが、自分が作るのは向いてないなあ、とずっと思っていました。

講師としてきてくださったコピーライターの方は

「みんな、できないっていうけど、それぞれ違う人生を歩んできて違うことを考えているからそれぞれ個性がある。絶対にできないなんてことはないし、何かを生み出せば拾ってくれる人はいる」

「とにかく書いてみること。無邪気に、無責任に書き続けること。ずっと手を動かしていれば、自分では思いもよらなかったことが思いつくことがある。」

「絶対に自分で自分にダメだししないこと!」

と話してくださいました。話を聞いて、実際に手を動かして、考えてみて。

他の人の考え方を聞いたり、自分の考えを話してみたり。

やってみると、「意外とできるかもしれない」と思えてきました。というか、できないと思っているからできないのだと。

受講生、10人くらいいたけど、本当にみんな全然違うことを考えていたし、考え方も違った。連想ゲーム型、思い付き型、単語から発想型、脱線してそこでアイデア生み出し型……

個性って生み出そうと思って生み出すものじゃないんだな、みんな見えていないだけで、それぞれ違う人生を送って違う経験を積んで違う考え方があって、そういうのが個性として表現されるんだなあ。

自分にダメ出ししないことも、無邪気に無責任に書くことも難しい。新しいことを生み出すのも難しい。難しいけど、できないと思っていたら何もできないんだな。


誘われて、なんとなく参加した講義でしたが、新たな発見や学びのある時間でした。

私はつくづく運が良いな。

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