映画「そばかす」を観て

noteでとある記事を読んで、気になって「そばかす」という映画を観ました。

わたしはアロマンティック、アセクシャルを自認しています。詳しくは時間があって心の余裕ができたら書こうかな。

共感できすぎて、苦しくなるくらいでした。
人から恋愛の話を振られた時の反応も、他者から好きと言われた時の戸惑いも、そっくりそのまま自分のこと言ってるのかと思った。

恋愛感情って何?なんでみんなそんなに普通に誰かのことを好きになって、結婚したいって思うんだろう。
恋愛って、結婚って、そんなに必要?
好きなタイプって何?
自分の気持ちを代弁されたようでした。

まだら本格的に親から結婚をせっつかれることは無いけど、親や友人から「いい人いないの?」「彼氏は出来ないの?」「どんな人がタイプなの?」と聞かれる度、「出会いがなくてね〜」「自立した人かな〜」とか何となく誤魔化して答えてた。
仲の良い友人には、恋愛感情が無いことを言ってもいいかな、と思うこともあったけど、今まで1度も誰かに話したことはありません。
これから誰かに話すかどうかも分からないけど、同じような人がどこかにいるんだろうな、そうだったらいいな、と、この映画を観て思いました。

俳優さんたちの演技も、映画の空気感も、主題歌もチェロの演奏も素敵でした。

いまこの映画に出会えてよかった


わたしはこの映画の主人公と違って、1人でいるのは寂しいかも、もしかしたらパートナー欲しいかもな〜とは思っているので、アロマンティックでも全く同じという訳ではありませんが……
でも、そこに恋愛感情はいらないんです。恋愛感情も性的接触もなくて、お互い尊重できて信頼しあえるようなひとと、一生に生きて行けたらいいなあ〜とはぼんやり思っています。





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