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【確定申告は低く見積もれ】今年はややこしい
人生、低く見積もっていた方がお得かもしれない。
もうすぐ締め切りですね、#確定申告 が。
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やりましたか?
会社員の時は気にしてなかったけど、退職してからは自分でせねばならず、経理の人に頭が上がらない。
商工会や税務署、市役所などで相談所がこの期間に開設されているところもあるので、分からなければすぐ行くことをおすすめする。
僕の令和6年度は、給与所得×2と事業所得、そして譲与所得があり、手間がかかるので半日を要しました。
給与所得は「源泉徴収票」に書かれていることをそのまま記入するのみなので楽ちん。
事業所得は損益計算書と賃借対照表と青色申告決算書の作成があるので、これが最も重くなる。
譲与所得は証券口座から発行される年間取引報告書をそのまま記入するのみ。
申請はe-tax。
青色申告決算書の作成から、給与所得と譲与所得の記入を進める。
マイナンバーを連携してたら医療費も自動で計上してくれるのでおすすめ。
毎年、確定申告を乗り越える度に日本の税金について学ぶことになる。
医療費控除の条件
今年知ったのが、医療費控除ついて。
医療費控除の基準は、
年間の医療費が、 【医療費−保険金などで補填される金額−10万円】(下記省略)
具体的な条件としては、
総所得が200万円以上の場合
10万円を超えた金額が控除対象
総所得が200万円未満の場合
「総所得の」5%を超えた金額が控除対象
【計算例】
例1:総所得300万円、医療費15万円の場合
10万円を超えた分が対象
15万円 - 10万円 = 5万円
→ 5万円が医療費控除の対象
例2:総所得150万円、医療費12万円の場合
総所得の5%は 150万円 × 0.05 = 7万5,000円
7万5,000円を超えた分が対象
12万円 - 7万5,000円 = 4万5,000円
→ 4万5,000円が医療費控除の対象
僕は今年2万円分くらいしか医療費を支払っていないので、医療費控除の「イ」の字もありませんでした。
でも、そもそも3割負担で済んでる日本の健康保険制度は最高です。
減価償却について分かりやすく
もう一つ学んだのが、減価償却について。
これは、事業所得を記入する際に出てくる勘定科目です。
例えば、パソコンや高い備品なんかを買った時に計上します。
減価償却を簡単に説明すると、高いものを買ったときに、そのお金を一気に使ったことにしないで、ちょっとずつ分けて使ったことにすること。
どうしてそうするのか?
たとえば、パソコンを10万円で買ったとする。
パソコンは何年も使いますよね?1年だけでは壊れません。
つまり、長く使うものだから、買った年だけのお金ではなく、使っている間ずっと少しずつお金を使ったことにする。
【10万円のパソコンを買った場合】
このパソコンは、5年間使うと決めた
10万円 ÷ 5年 = 2万円
毎年2万円ずつ、お金を使ったことにする!
「減価」「償却」とは、
減価:物の価値がだんだん減っていくこと。
パソコンも古くなると価値が下がる。
償却:お金を使ったことにすること。
一気に払ったけど、少しずつ使ったことにする。
もっと簡単にいうと…、
アイス10個を一気に買ったけど、毎日1個ずつ食べるような感じ。
お金はまとめて払ったけど、楽しみは少しずつってことになる。
令和6年は新しく事業や所得が増えることをしたので、数万円納税すると見積もっていた。
しかし、蓋を開けてみたら数千円。
これは確定申告を一人で頑張った報酬だろうか?(誰がしても結果は同じ。)
人生、物事を低く見積もった方がお得感を感じれていいかもな。
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