2004 XL883①
2022年9月に走行中途中にあったチェーン店のバイク屋に気まぐれで寄らなければ、と書きましたが、その寄った店にあったのが今乗ってるバイクです。もうハーレーは自分のサイズ的にそこまで惹かれなくなってたし、なんとなく大げさな感じがあるしなってそんなでもなかったんですが、スポーツスターってちょっと別物感あるじゃないですか。W乗っててスポーツスターには興味があるって人結構いるんじゃないでしょうか。まさにぼくもそれで、知らぬ間にかなりお手頃でしかもキャブ車の883に跨ってみていました。
その時点では全然本気でなかったんだけど、外に停めてあるW650を試しに下取り査定してもらったら思ってたよりいい値段をつけてくれました。それなら持ち出しだいぶ抑えて買い替えられるな、、、なんて思いつつ、その場はあとにしました。というのもその883全然タイプじゃなかったんです。正直ダサい。それならもうちょっと先にある別の中古屋も見てみようと、その足で向いました。
その店は全然お手頃じゃないけど結構ノーマルに近くてほとんど距離もいってない、より好み寄りのスポーツスターがいっぱいあって、その時いいかなって思ったのが同じ2004年製で4000km位しか乗ってなくて超綺麗な黄色いXL1200Rでした。さっきの883の倍の値段でしたが、どうせならより好みのもののほうがいいし、とか。
同じようにWの下取り査定を頼んでみたところ、しばらくして出てきた値段がさっきの店の6分の1、びっくりしました。そんな差があるのかと。元のパーツどこまであるかとかいろいろ聞かれたんですが、多分ノーマルに近いものじゃないとイラネって感じで、まともに値段をつけないんでしょう。その時点で最初の店がどれだけ5万キロを超えたWちゃんを評価してくれているのか思い知りました。
家に帰り、これまで全くちゃんと知らなかったスポーツスターについて調べまくりました。2004年XL883はその年あった大きくモデルチェンジされた最初ので2006年まで生産された最後のキャブレターモデル。エンジンがリジッドマウントからラバーマウントに変わり、ひと回り大きくなって全然人気がないとか、他のスポーツスター乗りにはゴムスポとかクルーザーとか言われて忌み嫌われているとか。あの個体の気になるダサいカスタムはどの程度戻せるのかとか。そういうの知っていくうちにだんだんちょっとかわいくなってきてしまっていました。ひねくれてるもんで。
メールを見返すとその日は2022/09/11だったわけですが9/14に買うと伝え、9/17に注文しに行って（＝W650とサヨナラ涙 して）いました。なかなか速い。
そして2022/10/01ついに納車です。帰りはニュートラルに全然入らなくて故障か？と思いました。動いている時にニュートラルにいれるっていう乗り方はこれまでしてなかったもんで。どこで買ったかバレバレですが、売ってたバイク屋にもらった当時の写真です。さてどうしてやろうか、、とばかり考えていました。走行距離は28,500kmほどでした。
続きます。