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自動車部品メーカー

業界規模

業界規模34兆5,551億円(2020年)
平均年収615万円
(引用①)

ビジネスモデル

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素材メーカー⇆部品メーカー⇆(部品メーカー)⇆自動車メーカー⇆ディーラー⇆消費者
(画像:https://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/mikata/distribution/auto-parts)
 

現在の課題・現状・将来性・成長性(トレンド)

・CASE(connected,autonomous,shared,electric)が急進しており、CASEに対応する新 しい製品の開発が急がれている。
・2018年の製造出荷額70兆156億円のうち、自動車産業全体で9割近くを占め、全製造業 の2割近く、就業者数も約550万人で全就業者の約1割を占めるほど大きな業界であ り、日本の基幹事業でもある。(参考②)
・他業界からの参入障壁が低くなっており、国内外問わずに他業界企業との価格競争を強 いられる可能性がある。懸念は大きいが、品質で見ると国内製品は強い。
・現在まで、車1台に約3万点あると言われていた自動車部品だが、電動化(CASE)に伴 い、部品数はおよそ3分の1になると言われている。部品そのものの数が減るため、部品 での売り上げが徐々に減少していくことが考えられるため、自動車部品以外での稼ぎ口 も必要になる。
・半導体不足
就活生が感じたリアルなメリットデメリット(主観)
・大きな業界であるため、世間に与える影響は大きい。
・積極的に海外人材育成を行なっている企業が多く、グローバルに活躍できるチャンスが ある。
・部品メーカーから本体メーカーへ転職している人も一定数いるため、幅広いキャリアス テップを歩むチャンスがある。
・世間的にCASEが進むことによるマイナスの影響が大きいと言われており、業績や待遇 が変化する可能性がある。
・自動車部品1本では厳しくなるため、これまでの業界全体や企業のイメージとは変化し
ていく可能性。
・グローバル志向でない人は、ミスマッチの可能性がある。

業界内の分類

Tier1:メーカーに直接納入する1次サプライヤー(デンソー、ボッシュ、パナソニック などの総合部品メーカー)
Tier2:Tier1の企業へ製品を供給する。(プレス、半導体など)
Tier3:素材、材料メーカーなど

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(引用③)

職種と働き方

技術系職種(生産管理、開発、品質管理など)
事務系職種(営業、調達、経理、生産管理など)

各社の概要

代表的な企業
トヨタ系:
デンソー、アイシン、豊田自動織機、ジェイテクト、トヨタ紡織、豊田合成など
ホンダ系:
テイ・エステック、武蔵精密工業、エフテックなど
日産系 :
ジヤトコ、ユニプレスなど
独立系 :
矢崎総業、住友電気工業、パナソニックAM社、日立Astemo、日本精工など

(引用②)

各社のポジション(業績やシェア率など)

デンソー 5兆1,534億円
アイシン 3兆7,854億円
豊田自動織機 2兆1,713億円
矢崎総業 1兆9,454億円
住友電気工業 1兆6,836億円
パナソニック 1兆4,824億円
ジェイテクト 1兆4,185億円
トヨタ紡織 1兆3,726億円
豊田合成 8,129億円
日立Astemno 8,116億円

その業界を見てる後輩へのメッセージ

なぜ自動車関連業界に携わりたいのか、なぜ本体ではなく部品メーカーなのか、部品メーカーの中でもなぜその製品を扱いたいのかを明確にしておくこと。
あと、面接では海外に行きたいかを共通して聞かれました。海外志向の方が面接官受けも良いと思います。

参考文献、おすすめの引用サイト

引用:
①業界動向 自動車部品業界 3-car-buhin.htm
②マイナビ2023「現在」が分かる!「未来」が見える!業界地図 自動車・自動車部品
https://job.mynavi.jp/conts/2022/gyoukaimap/automobile_tra_au/
③日経XTECH 自動運転がケイレツを打ち壊す?
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/17/032700103/032700002/

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