コンサルティング業界
業界規模
1兆円超
ビジネスモデル
構造はいたってシンプル。
企業から依頼を受けて(営業をかけることもある)案件を受注する。稼働期間×人数(役職により単価が異なる)で、成果の有無にかかわらずコンサルフィーが決まる。戦略も総合もここは変わらない。
詳しくはここ見てね☻
https://unistyleinc.com/techniques/1003
将来性・成長性(トレンド)
多くのファームが近年ITコンサルティング(という名のSIer領域)に進出してきているため、その波に乗り切れればしばらくの間は安泰だと思われる。ただ、IT以外のフィールドに関しては伸び悩みが顕著であり、現在のコンサルの過熱感はITの成長によるものなので、どこかで淘汰が来る可能性がある。
就活生が感じたリアルなメリットデメリット
※個人の主観です
・メリット
実力があれば年齢に関係なく昇進可能。自身の頑張り次第では専門性を身に付けることでキャリアップや独立が視野に入ってくる。また、業務自体は忙しいが高給&殆どが都内勤務が可能。
・デメリット
働き方改革が行われているが、案件によっては徹夜もあり得る激務さ。激務ゆえに50や60歳で働いているビジョンが見えず不透明だった。また、コンサルティングファームに入社すればスキルが身につくというわけではないため、成長=コンサルという浅はかな考えで入るとかなり危険。
職種と働き方
近年は経営コンサルタント(ビジネスコンサルタント)とは別で、IT部署での部門別採用を行う会社が増えてきている(例:デロイトデジタル部門、PwCITSC、テクノロジー部門)。働き方は以前より改善されているが、案件によっては(特に戦略は)月の残業代が100時間を超える。
コンサルの分類で入ってみたらSIer業務ばっかりするITコンサルも多いので中位は必要。
キャリアステップ
キャリアパスは広い。同業界内の競合他社への転職が多いが、事業会社への転職、起業/独立、ファンドへの転職等、自分次第でキャリアを切り開くことができる点は非常に魅力的だと思われる。
社内で昇進を目指す場合は
アナリスト/アソシエイト
コンサルタント
マネージャー
パートナー/マネージングディレクター
のようなキャリアを歩むことになる。(ファームによって名称は異なる)
出典:https://www.careerinq.com/consulting/research/consultant/006842.shtml
代表的な企業
~通称MBB~
マッキンゼー&カンパニー
ボストンコンサルティンググループ
ベインアンドカンパニー
~戦略ファーム~
ATカーニー
アーサーディリトル
ローランドベルガー
ストラテジー&
EYパルテノン
ドリームインキュベータ
経営共創基盤
~通称Big4~
デロイトトーマツコンサルティング
PwCコンサルティング
EYストラテジー&コンサルティング
KPMGコンサルティング
~IT特化~
アクセンチュア(近年はSIer化してる)
シグマクシス
シンプレクス
IBM(近年はSIer化してる)
~シンクタンク系~
野村総合研究所
三菱総合研究所
みずほ情報総研
各社のポジション
分類の仕方によって異なるため難しい。下記のカオスマップを参照してください。
出典:https://www.consul.global/post2699/
その業界を見てる後輩へのメッセージ
フェルミやケース等の特殊な対策が多く、労力がかかる業界ですがレベルの高い就活生に触れ合うことができる点、年内に本選考を受けることができる点等、時間が許すのであれば受けて損はないと思います!(このNoteが出る頃には遅い気がしますが、、、)
頑張ってください!!
参考文献、おすすめの引用サイト
・movin(コンサル転職に特化したサイト。ここ見れば色々分かる。)
https://www.movin.co.jp/gyoukai/gyoukai.html
・ONECAREER(鉄板)
https://www.onecareer.jp/articles/1445