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食品卸

業界規模
経済産業省の「商業動態統計調査」によれば、食品卸売業界の市場規模を業種ごとに見ると、 酒類・食品卸は約52兆円、農作物卸は約15兆円、業務用食品・食材卸は約13兆円、食肉卸は 約8.3兆円、水産物卸は約2.2兆円です(2016年時点)。


ビジネスモデル 

食品メーカー⇆食品卸→小売り、外食店

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引用元:http://www.katosangyo.co.jp/recruit/industry/



業界内の分類
食品メーカー:食品の製造、販売(お客様はバイヤーや問屋さん) 食品卸:メーカーから大量に仕入れて、小売り店、外食店に必要数を届ける。捌いていくイメージ 小売り・外食店:消費者に直接届ける。


現状・将来性・成長性(トレンド)
食品卸売業界の今後の需要動向を見ると、短期的には安定的に推移するため一定の将来性は 期待できるものの、中長期的には人口減少に伴って横這いあるいは縮小する見込みです。また、食品卸売業界では少子高齢化や労働力不足などの構造問題に悩まれる中で、今後は食品 メーカーのリードタイム延長の急拡大/ポイント還元事業に伴う小売市場のデフレ競争再燃化な ど新たな難題が生まれつつあります。

引用元:https://forval-shoukei.jp/detail/6032/



就活性が感じたリアルなメリットデメリット
メリットは、以外と企業数が多く、採用人数も多い。全国展開している企業もあるし、地域規模の 企業もある。 トラックの運転があるため男性が圧倒的に多い。デメリットは、野菜や水産物の卸だと始業時間 が5時~とかざらにある。OB訪問した時に、卸はブラック?って声をよく聞いた。 食品の卸と商社の違いが最後まで分からなかった。 注意!個人的に感じた事なので、気になるところは先輩や周りの人に直接聞く事をおすすめしま す。

*追加でいただいたコメント*

卸はいろんなメーカーの食品を扱えるのが特徴。
酒専門の卸もある。
食品商社はディストリビューター(貿易関連)の部署があるイメージ。また、原料を中心に扱う卸も商社自称してることが多い印象。特に大手は、商社と卸の両方を兼ねていることが多い。

面接での鉄板の質問として、なぜメーカーでも小売でも無く、中間流通業か、マジでよく聞かれる。
強みについて、大手でも企業によって、生鮮低温/物流/加工…など、力入れてる食品にそれぞれ違いあるので「自分が扱いたい食品が〇〇だから、〇〇に強い御社がいい」と答えてた。最近は商品開発してる卸も多く、卸ならではの商品出せるのがアツい。


業界内の分類
食品業界の卸売業、商社とも呼ぶ。


職種と働き方
営業職・・・お客様(小売り、外食店)から注文を受けて、必要数を届ける。1日に何十社周る。 事務職・・・事務作業
管理職・・・経理、総務
物流部門…倉庫の管理、パートのマネジメント。花形は営業だが、物流に力入れてるところも多いので注意。



代表的な企業
三菱食品
加藤産業
伊藤忠食品 ヤマエ久野
三井食品 日本アクセス 国分グループ 東京青果(野菜果物) ハニューフーズ(食肉)

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