ゼネコン業界
○業界規模
15兆円
出典:https://gyokai-search.com/3-kensetu.htm
○事業内容
主に高層ビルや商業施設などの建築工事の請負を行っています。実際に工事をするのは社員ではなく下請けとなる企業です。それらを管理するのがゼネコンの仕事です。
○職種と働き方
・技術職
施工管理や建築士といった専門的なスキルや知識を要する職種
・建設職
塗装や配線器具の取り付け、基礎建築など実際に現場に出向いて仕事をします。
・営業職
工事の受注や契約をとる職種です。
・事務職
○現在の課題・現状
建築業界が抱えている問題として人手不足が挙げられます。また、1/3が55歳以上と他の業界と比べると明らかに高齢化が進んでいます。
○将来性・成長性
東京オリンピックをはじめ、今後も25年の大阪万博や27年に開通予定のリニア新幹線など建築業界が関わる大きな仕事がたくさんあり成長性のある業界と言えます。
また、高齢化が進んでいることで住宅のリフォームや介護施設などの需要が増えると予想されます。
○就活生が感じたリアルなメリット・デメリット
※個人の主観です
・メリット
わかりやすく大きなことができるのでやりがいを持って仕事に取り組むことができると思います。人材不足解消のため福利厚生に力を入れており働く環境がとても整っています。
・デメリット
激務。海外を含めた転勤があり、国内転勤は基本的に断ることができない。
○キャリアステップ
1年ほど研修を行った後、全国転勤。大体、6.7年は現場での仕事となります。10年ほどたつと管理職に昇進し、本社などのオフィスでの仕事となります。
基本的に年功序列ですが資格の有無などで差が出る場合もあります。海外勤務もあるが基本的に希望者のみとなっています。
〇代表的な企業
・清水建設
・鹿島建設
・大成建設
・大林組
・竹中工務店
5社の比較については下記のサイトを参照してください。
(引用:スーパーゼネコンとは?建築業界大手5社の特徴や就活ポイントについて紹介 - Leasy topics (1katsu.jp))
○その業界を見ている後輩へのメッセージ
採用方法としてリクルーター制度を取り入れている企業が多く、エントリー開始がとてもはやいです。新卒ホームページの応募フォーム開設前からリクルーターとメールでやり取りをし、そこからエントリーするという形の企業もありました。2月には内々定を出しているところもあったほどです。志望している方はいち早く学校のキャリアセンターからOB・OGと連絡を取ることをお勧めします。
○参考文献、おすすめサイト
・One career
https://www.onecareer.jp/articles/1210