見出し画像

生命保険業界

業界規模

2019 年度末の個人保険の保有契約件数は、 個人保険の新規契約件数は 2,080 万件(前年 1億8,748万件(前年度比103.4%)となり、 度比92.4%)、新規契約高(転換による純増加
12 年連続で増加した。一方、2019 年度末の個 人保険の保有契約高(死亡保障などの主要保障 の金額)は、死亡保障を抑えて医療保障を充実 させる近年の傾向などを反映して、829 兆 9,003 億円(前年度比 97.8%)と減少した。
金額を含む)は 49 兆 7,172 億円(前年度比 74.5%)と海外金利の低下等による外貨建保険 の販売減少等を受け、前年度を下回った。
引用 https://www.seiho.or.jp/data/statistics/trend/

ビジネスモデル

B to C、B to B共にあり、(1)直接販売(2)間接販売(3)ネット販売が一般的

スクリーンショット 2021-07-07 1.53.56

現状・将来性・成長性(トレンド)

日本の生命保険業界の市場規模は、約40兆円(年間の生命保険料ベース)となっており、米国に次いで世界第2位の規模を誇っている。
最新の調査では、生命保険の「世帯加入率」は89.2%で、実に10世帯のうち9世帯が何らかの生命保険商品に加入しているという「保険大国」である。

スクリーンショット 2021-07-07 1.54.57

生命保険は1960年代以降の日本の経済発展と人口増加を背景に、急速に国民に普及し、1970年代には生命保険の世帯加入率は90%を超えた。一家の主に万が一のことがあった場合に残された家族を支える「第一分野」の商品がけん引した。死亡保険の総保障額である「保有契約高」は右肩上がりで拡大してきたが、1996年度をピークに頭打ちとなり、以後は徐々に減少傾向に転じた。足元では微増となっているが人口減少傾向の中で大きな増加は見込めない状況。代わって1990年代後半から伸びてきたのが、医療保険やがん保険など「第三分野」の商品。
 医療保険やがん保険は「生きるための保険」とも言われ、病気やケガをした際の入院・手術などのリスクに備える保険。個人保険の新規契約件数に占める医療・がん保険の割合を見ると、2000年度の23.0%から2016年度の36.3%へ上昇し、生命保険の中でも主力商品となっている。近年、従来は保険への加入が難しかった「持病や既往症がある人」向けの専用の医療保険(引受基準緩和型医療保険)などの新しいタイプの商品も登場しており、高齢化が急速に進展する中、持病や既往症などで保険の加入が難しかった中高年層も、入院・手術リスクに備えることが可能になっている。また、その反面、健康な人によりメリットを感じてもらえるように、健康状態が良い人には通常よりも安い保険料を提示したり、健康であれば支払った保険料が満期時に戻ってくるタイプの医療保険も登場している。

就活生が感じたリアルなメリットデメリット

メリットは、以外と企業数が多く、採用人数も多い。全国展開している企業もあるし、地域規模の企業もある。デメリットとしては転勤が多く、定住することが難しいのでは?と感じた。ただ、保険業界はかなり女性が多いため育休産休などの制度が整っており、長く働きたいと考えるひとにはお勧めできる。ブラックと言われることは多々あるがお給料が高く、それをモチベーションとしている人も多いと感じた。

職種と働き方

営業職(法人職)
担当企業に出向き、保険に入ってもらう
総合職
支店にいる営業職のモチベーション管理、数字の管理など 転勤が多い
総合営業職
全国転勤をしながら、支店長を目指すコース 30歳で1000万を狙えるが激務
エリア総合職
エリア限定職でありながら営業職とは異なり本社の内勤の仕事などが多い

代表的な企業

【いわゆる日系大手】
日本生命
住友生命
第一生命
明治安田生命(身内営業あり) など

【いわゆる中堅生保】
大同生命
太陽生命
富国生命
朝日生命 など

【損保系生保】代理店営業なのが特徴的
東京海上日動あんしん生命
三井住友海上あんしん生命
損保ジャパンひまわり生命 など

【外資系生保】出来高制のところが多い
プルデンシャル生命
ジブラルタ生命

いいなと思ったら応援しよう!