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ヒトリエにファンレター書いた

そしたら郵送じゃ受け付けてないらしい。
コロナ禍ではライブハウスにプレゼントボックスも設置されておらず、
行く宛てのなくなった手紙は木曜日の燃えるゴミと一緒に処分されたのでした。
(教えてくださったスタッフさん、ご対応頂きありがとうございました。)


文章はそんなに得意ではないのでよっぽどのことがないとペンを握ったりしないのですが、今回何がきっかけでこうなったかというと、

アルバム「REAMP」凄すぎた

これです。
発売から2ヶ月ほど経ちましたが、いまだに寝ても醒めてもREAMPを貪って生きています。す~~~んごい良かった…………
宛先調べるより先に衝動的に手紙を書き始めたのですが、きっかけは先行配信されたYUBIKIRIに衝撃を受けたからなのでした。


YUBIKIRI
私は普段、歌詞より音を先行して聴いてしまうタイプだ。かっこいいメロディが好きで、何度か聴くうちにようやく歌詞を認識していくことが多い。
そんな私にとってYUBIKIRIは鮮烈で、

「ミサイル飛んで落ちた 相変わらずだ僕ら」

が信じられないくらいストンと自分の中に入ってきて、思わずすべての動作を止めて歌詞を追った。
こないだも朝起きたらニュースでミサイル飛んでたって言ってたけど、慣れきって「飛んだかぁ」くらいにしか思わなかった。全然おかしなことなのにね。………というのを、YUBIKIRIを初めて聴いた時にようやっと思い出したのでした。すごいビックリした。

特に好きというか、雷に撃たれたように衝撃を受けたのが

「風邪を引くかのように巡り合ってしまうんだもんな」

のワンフレーズ。強烈だった。
多分世の中の様々なマイナス事象についてを想定されたと思うんだけど、私がパッと連想したのは恋でした。
最近は手洗いうがいに消毒までするもんで風邪も引かないし恋にも落ちないのだけど、何十回何百回と経験したことのあるものでこんなに身に覚えのある感覚なのに、私の人生をひっくり返してもこの一節は絶対出てこないなと思った。めちゃくちゃ好き。初めて聴いてから結構な日にちが経ちましたがまだドキドキしてる。こういう日常の何気ないけど無意識下に起きていることを改めて言語化されることにものすご~~~~~く弱いので、あっという間にシノダさんの書く歌詞の虜になってしまった。歌詞大好きです。曲も大好きだけど。ギターも好きだしライブでのパフォーマンスも好きです。全部好きだけど書かれる歌詞すごい好きだなと思いました。えっ めっちゃ良いな…………(言語力が極端に低いオタク)

せっかくなのでほかの好きな曲についても書く。

MarshallA
こんなんライブでやられたらダイブ……は淑やかな女子なので難しいですが、ステージにブラジャーを投げ込むくらいはするんじゃないだろうか。
生まれて初めて衝動的に音量のスライドバーを右に全開にしました。めちゃくちゃ気持ちええ~~~~~~~気持ちよくなっていると曲が終わっているのでまた聴いてしまう。今ライブで1番聞きたいやつ。

tat
サビの夕暮れどきの部屋でなびくカーテンみたいなメロディと、少し艶っぽくて物悲しい歌詞が癖になってる。すごく心地よくて好き。帰り道の電車の中、高架橋から荒川を眺めながら聞くのが好きです。

つまらない漫画の話

なのがとても好き。例えばこの歌詞が「つまらない映画の話」だったらありきたりでこの曲に興味が持てなかったかもしれない。そもそもの歌詞が情景が浮かびやすく、それでいて「花」と表現するところが聞いている人の想像力を掻き立てるのも好き。1つ1つコマが浮かぶような、それこそ漫画を読んでいるような曲。黒髪を結ってるお姉さんはえっち。(経験則)

ハイゲイン
歌詞がまだ私にとってはビリビリするけど、メロディも演奏も気持ち良いし最低最悪の不退転を何度でも誓ってほしくて聞くのを止められない。先日のTHE KEBABSとの対バンで聴けましたが最高すぎて頭おかしくなった。
なんというか、言いづらくて感想が書けない。軽々しく「私はわかる」なんて顔してすり寄ってくるやつ全員ぶっ飛ばしたい。

curved edge
久々の新曲ということでご多分に漏れず聞くのは少しドキドキしたけど、1発ですぐ「ヒトリエだ!!」って思った。明らかにヒトリエと分かるフレーズを混ぜつつ、最近の邦楽シーンでなかなかなかったメロディの作り方しててもうかっこいいしかない。お見事すぎる。どんな曲を出してくるんだろう…という不安は完全に杞憂だった。
刀剣乱舞をたしなんでいるので刀モチーフなのも嬉しかったです。danviraでもちゃんと愛してたと思う。かっこいいと思うけどなぁ、段平(漢字にすると途端に厳しいな)


曲順も、イメージのあとがYUBIKIRIなのもとても良かった。イメージで終わってもそれはそれで素晴らしいアルバムだったと思うけど多分3日は寝込んだと思う。YUBIKIRIで終わってくれる優しさを感じました。
収録曲も曲順もすべて「欲しかったもの」だったというか…
まだデザートを食べようかなぁと迷うような物足りなさも、ちょっとその場で寝転ばないと苦しいくらいの膨満感でもなく、本当に幸せな食事を終えたあとみたいな心地良いアルバムでした。

シノダさんの作る曲と歌詞が好きだ。歌声も、ハンドマイクで踊り狂いながらときに寝ころびながら歌う姿も、脳が痺れるくらい好き。知れて嬉しいし、全然まだ知りたくなかったです。大好きです。アニメ「86」の主題歌である3分29秒も、メロディの作り方が私の知ってる音楽のキャパの中にはなくて度肝を抜かれてしまった。今のヒトリエ見てるとめちゃくちゃワクワクする。次のツアー遊びに行きます。早く精神的に健全な状態になりたいです。本当に楽しみ。

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