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お出迎え

最初で最後かもしれない
ふたりで向かったのではなくて
お出迎え

よく来たね、荷物持とうか
当たり前のように先を歩く
ここはあなたの方がよく知る街

私もまた当たり前のようについていく
初めての街、何も分からないような顔をして

あなたしか知らないところ
私に教えてくれないところ
本当はもっとあるんでしょう?

地図を持たずに甘えて歩く
お出迎え

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