いらないものを「いらない」という練習は片付けから
こんまりさんが有名ですが、整理収納アドバイザーという方が増える理由がわからなかったのですが、自分が今回片付けをしたら理由がわかりました。
”片付けは心に効く”から。
元々、最近はものは少ない方だと思っていました。(幼少期はガッツリものを溜め込む性格→離婚で物を手放して、スッキリしたつもりだった。)
しかし、パートナーの家に半同棲の状態から、風邪で自分の家に戻って1週間。「なんかモヤモヤする…」という状態が続きました。
端的に言うと、気持ちが落ち着かないんですね。今の生活が最悪!とまではいかないけど、やらなきゃいけないことがありそうな気がして、うかうか休めない感じがするんです。
パートナーはものが少なくて、片付けも収納も上手だから、パートナー宅の視界はスッキリしています。「白いシンプルな部屋」というのがピッタリです。
対して私は、手作りのものが好きだったり、道具にはこだわりがあったり、自分の作ったものを捨てられなかったりします。なので、物はそんなに多くないはずなのに、情報がめちゃ多いんです。
どんな感じかというとこんな感じ↓
BEFORE
いやいや、これはもう何を手に取ったらいいのかわからない状態。座れないし。と、いうわけで、とにかくすぐ使わないものを避けてみたんですね。
AFTER
(ちなみに神棚を何かの宗教に入ってるんじゃ…って心配する人がいますが、神棚って商売家系には結構一般的ですので、勘違いなきよう…。無宗教です。というか宗教に入ってても、個人の自由だから別にいいしね)
これは!これからここで何かできそうなイメージが湧くようになった!
こっからまたキャスターも机も手放したい、という希望もありますが、まずは避けた物たちを減らしていくところからです。
この片付けで気づいたこと
物を減らして少なくしていた私が、なぜまたここまで物を増やしてしまったんだろう…と考えると、自分の悪い癖が出てきているんだということに気づいたんです。
それは「断れない」性格。何か好意でやってくれたんだろうな、って思うと「ありがとう」と言わずにはいられない。相手に返してあげないといけない気がする。「いらない」とは言えない自分です。
そのせいか、ここ半年くらいの間で、「いつもありがとうございます!オンラインサロンに入りませんか?サポートさせてください!」のようなお誘いに戸惑ったり、「具合悪いなら施術しますよ!」と言われて行ったら有料だった(知人だったのと、それまで金額の話は一切されなかったから無料と思い込んでいた)こと、「仲良くしよう!」と言われたら結局サポート業やデザイン業をお安く手伝って欲しいという意図があったということに会っていました。
あ〜これは!!!私の悪い癖が全部そっちに持っていかせている!!
そう思いました。あれも断ってはダメ、これも申し訳ない、と不要な責任を背負ったりしていたんですね。
部屋との関係性は大いにあると思います。以前、離婚寸前の時もおんなじような状況だったから。仕事が断れなくて夜中まで働いたり、家族の手伝いをしたり。その時は洗濯物もろくに畳めない生活でした。
部屋をごちゃつかせながら、私は「今は人との関係性を広げなきゃ!そのためにできることは断らずにやっておいたほうがいいかな」なんて思考を取り戻していたんです。でもそれって違う…。
私は今は、もっと自由に好きなことやりたいんです。自分のために時間使いたい。
だから、全部お断りしました。そして片付けの今に至ります。
片付けするって「これはいる」「これはいらない」「今の私に必要な物は…」と自問自答する時間。だから整理整頓アドバイザーが流行るんだ!と合点が入っている今(気づくの遅い…笑)
これからも、ちょっとした物でも「自分にいるかいらないか?」考えてみたいと思います。
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