覚悟を決めて、道に入ることにした
今週WANDSのライブを観てきました!
好きになったきっかけは、現ボーカルの上原さんの第五期ボーカルを引き受けた覚悟と実力を感じたから。(この記事が最高でした)
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話が少しそれますが、30代私を救ってくれたのは茶道でした。
離婚危機の時も離婚してからも、コロナになって教室が閉鎖され、台湾茶道を始めた時も。(むしろかなり救われたのはそこから。)
私は茶道で、「まず自分を満たそう」という教えを受け、何度も何度も先生の言葉やお稽古を通じて救われてきました。
いつか恩返しがしたいと思っていながらも、お茶淹れのスキルも精神性も全く発展せず、たくさんいろんなものをよそ見したり自分に言い訳してきました。
経験がないとか、スキルがないとか、
日本茶道と台湾茶道との隔たりに戸惑いがあるとか、
理由を作り出そうとすればいくらでもいえちゃうけど、
本当は茶道とど真ん中で向き合う覚悟がなかったから。
自分が本気出しちゃって失敗したりするのが怖かったから。
自分の実力がないのを目の当たりにするが怖かったから。
向いてないとか向いているとか評価されるのが怖かったから。
そんな自分を受け入れられなかったんだなと。
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WANDSのライブを観たあと、「あ、この人は一つ抜けている!覚悟が全然違うんだな〜」と思いました。
先人が行った道を歩むって簡単なようですごく難しいんですよね。
前の人と比べられたり、それは「正しい道じゃない」と周りから悪意なく正されたりする。だからと言って、「あなたが一番!」とか言われるのも違和感でしかない。
なぜ歌うのか、なぜお茶を淹れるのか、それは「まず自分のため」でもあり、聞いてくれたり飲んでくれる「相手のため」でもある。このバランス感覚がとても難しいけれど、その中で感じれることって無数にあると思います。プレッシャーだったり、喜びだったり、さまざまに。
だけど、ある時から「もうあとは天にお任せ!」みたいなところも感じていて。努力はもちろんするけれど、どんなふうに捉えられるか、状況が変わるかはあとは自然の流れにお任せという。
とすると、私にはその道に入るという覚悟と行動、そのあとはお任せするよという意識がなかったんだな〜と感じたんですね。
不安と恐怖に支配されて、入り口でウジウジしてるってめちゃめちゃカッコ悪い…と思いました。
だから、改めてちゃんとその道に入る覚悟を決めて毎日動こうと思いました。といっても、私がいきなり何かを成し遂げるというのは現実的に無理なので、毎日毎日「自分を満たすお茶を淹れる」ということが最初です。
なんか、ひとつのライブでこんなに心を動かされてしまって、感動でしかないです。人ってすごいな。
改めて、素敵なものを見せていただきありがとうございました!