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それって「箱推し」って言うんですよ

去年くらいから、大人になって初めて「推し」ができました。笑
流行からひと回りしてBTSにハマったんですけど、何が好きってダンスとか愛嬌とか歌のうまさとか、メンバーの仲の良さとかが好きなんですよね。
最初はジミンちゃん推し!と思っていたけど、ジョングクもジンも歌上手いし努力家ですごいな〜、シュガさんって天才なのでは!?などなど、知れば知るほど全体的に好きになっていく。

会社の後輩ちゃんにその話をしたら、「それって箱推しって言うんですよ〜」と教えてくれました。(ちなみにその子はテテの単推し)

考えてみると、私は昔から誰か一人にどっぷりハマるってあまりないんですね。好きな人(恋人)にはそのまま一直線(というか平行線をずっと保っているという方が近いイメージ)だけど、アイドルや友達を独占する感覚ってあんまり自分にはあっていないというか…。
決まりの女子と連れションとかグループ化とかにも抵抗があったし、歌手グループ、たとえばglobeだったらKCO(旧KEICO)だけでなくマークさんや小室さん揃ってのグループの雰囲気が好きでした。

一人にどっぷりハマるのが怖いっていう感覚もあるくらい、自分はそういう気質を持っているので、パートナーとも「ずっと一緒がいい💜」とかもなく、「お互いが好きなことできるのが一番いいよね!」となります笑

対して、物事に対しては結構どっぷり行きたい派で、お茶やお花は時間かけて生涯どっぷり探求できたらいいな〜と常々思っているんですね。

だから人との出会いに関しても、「運命の人」っていうのを求めているか求めていないかでいうと、結局は求めていなかったし求めてもいないな〜というのが振り返って思うことです。
理由の一つには、経験から「求めたところで結果想像と異なる」ということがわかっているのと、「予測すると面白みがなくなる」ということがあります。

私の好きな雀士の土田浩翔さんの言葉に「運というのは流れていくものなんですね」というのがあるんですけど、結構この話が奥深くって。

(↓動画も面白いので貼っておきます。)

土田さんは運(地運)は育てられるっていう考えですが、この考え方は私も同じだな〜と。

ちょっと話が逸れて趣旨がわからなくなりかけてますが(笑)、私はなんとなく「人生に対して箱推し」でいたいな〜と思うんです。

こんな生き方じゃないとダメだ!これだけを極めるとかこれだけやればOK!という生き方よりも、「何が起きるかわからない世の中を愛していよう。その中で無防備も怖いから、自分が育てられる運を育てて、生きていこう」そんなスタンスです。

変わりやすい世の中や人の流れを怖がるより、いい部分だけを拡大解釈して閉じこもってしまうより、そんな世の中を箱推ししてみるのも一つあり方だと思います。(もちろん単推しも楽しい!)

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