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遠く海を越えて1番綺麗な君めがけて

ウルトラマリン/ハルカミライ

2017年と2018年のインタビュー記事を漁って読んでいたところ、学さんはこう言っていたようです。

良い曲ですよね(笑)。 僕の中で歌詞を書くときに大事にしていることがあって、何かテーマがあったとしてそのテーマそのものを言葉にしないで表現するのが好きなんですよ。この曲は小さな部屋で真っ暗にして誕生日ケーキに火を点けた空間を歌っていて。それを誕生日って言葉を使わないで表現した曲なんです。

また別の記事では、

まず真っ暗な状況にしないといけないと思って、月の明かりを消して、ロウソクを点けて…
1番はロウソクの灯だったんだけど、2番で灯が涙になるの。「涙が光ったら」って。そこが最高じゃない?笑

学さんはこの曲が大好きなんだろうなと思った。また2つ目を引用した記事で、”携帯とかをいじりながら曲を書いている。自分の生活に基づいていると思うが、そこから色々想像していく。作り話とまでいかないけど、想像しながら物語を作っていく。”と言っている。このことを知ってからウルトラマリンを聴き、歌詞を読むと、曲の世界に入り込める気がするし、この場面を想像して優しい気持ちになれる。学さんはこの曲を書いたとき、今私が思い描いている場面と同じものを想像していたのかなぁ。


もう一月になることがあって。”ウルトラマリン”という曲名。”群青”や”海を越える”という意味がある。”遠く海を越えて 君をめがけていく”という歌詞もあるからそこにリンクしているんだろうけど。誕生日をお祝いしている二人は同じ部屋にいるはずだよなぁ。と。

解釈は自由だし、考えるも考えないも自由。好きは感じるもの。(?)

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