🗺コーチングの旅：私にとってのコーチングとは？（基礎コース修了）

先日、THECOACH Academyの基礎コースを修了しました。

1日5時間×3日間、計15時間はあっという間で、チェックアウトする時も実感が湧かないような、まだ続くような不思議な気持ちでした。

「コーチング」というものがなんなのかや、コーチングを提供するにあたって必要な基本スキルを学ぶと同時に、自分自身もコーチングを受けているような、たくさんの学びがあった時間でした。

DAY1の終わりに書いたように、DAY2の終わりにも記事を書いておきたかったけどそんな余力はなく…。結局全てが終わった今やっとnoteを書けています。

▼DAY1終了後、寝る前になんとか書いたnote

DAY2

この日はDAY1以上に怒涛でした。
DAY2修了時点で60分のセッションができるようになっていることが目標だから、スキルやスタンス、パートナーシップについてひたすらインプットとアウトプットをしていく日。

反映的傾聴
パートナーシップ
問いと好奇心
比喩・身体感覚
トライポッド

自分の特性上、学び始める前にクライアントとしてコーチングの面白さを体感出来ていたのって大きかったな〜と思うなど🤔テクニカルなことを学ぶ時「本当に意味あるの？」とか疑わずに信じて思いっきり毎回ワークで実践出来たし、より実感を待って吸収できたのでは…という気付き
#夏秋コーチング旅🗺

— 夏秋｜7期around30サポ隊💐 (@__natsuaki) January 29, 2023

自分のクライアントとしての経験が活きた1日だったなと…。「初心を大切にする」のルールからは少し外れるかもしれないけど、目的が明確ではないと飛び込めない性格だと最近気がついたので。

スキルやスタンスに加えてパートナーシップという大切な要素も学びました。
関係性を深めることで「ありのまま」を引き出すことができる。そのための要素を学びました。ここは自分なりの方法を見つけていきたいです。

DAY2は最後にトライポッドを行って終えました。
1対1ではなく、3人1組でフィードバックし合う練習の場。これは本当に緊張しました…。
失敗も歓迎されているし、ここで良い悪いの評価をつけるわけでなくても、誰かに自分のコーチングを見てもらってフィードバックをもらうのはやっぱり緊張します。

正解がない分、自分ではマイナスなことに目を向けがちだけど、第３者にはプラスに見えていたり、自分では意識していない強みみたいなものを見つけてくれたりする。
やっぱり何事も実践だよな…と感じ、かなりの疲労感を抱えてDAY2は終えました。

DAY3

最終日は「自己の器」というテーマで学びを深めました。スキルやスタンスが木の枝や葉の部分ならば、根っこの部分。

自己の器
Integration Journey
学びの統合
あなたの物語
完了のチェックアウト

スキルを学んでも、ワークをやっても、セッション練習をしても、同期のメンバーと話していても、「なんだかんだで器が必要」という話に行きつきました。小手先のテクニックを学んだとて、器がないと意味がないという感覚…。

この3日間で、自分のありのままを認めることの大切さも実感しつつ、自分の器の小ささにも気がつきました。

相手の感情に流されない、誠実でいる、テーマと正面から向き合える……………
今の私にそれが出来るかと言われたら完璧に出来るとは言い切れないです。

器が欲しい…これは一長一短で育まれるものでもないので、自分にとっての「器」というものや育み方に向き合っていきたいです。

今の私にとってのコーチング

最後のワークでは、私らしいコーチングの錨となる言葉をつくりました。

・私にとってのコーチングとは何か？
・私らしいコーチングとは何か？

このコースの始めに書いたものからも変化があったし、きっと今後も変化していくけど、現時点で出てきたもの。

私にとってのコーチングマインド：自分では気がついていない自分がいる
私らしいコーチング：一緒に同じ景色を見る、入り込む、共有、共感

・私にとってのコーチングマインド
コーチングの場で話していると、頭で考えるよりも先に言葉が出てきているような感覚になることがあります。潜在意識というか、自分では気がついていない自分の気持ちに気がつけたりする。
とことん自分の内側に意識を向けていく。コンサルティングやティーチングやカウンセリングとは違うところで、だからこそ私はコーチングがやりたいんだと思います。

・私らしいコーチング
自分がクライアント側の時も、コーチ側の時も、対話を通して同じ景色を見ることができていると思えた時の感覚はすごく面白くて。
面白いし、それができた後の展開の速度が増すような感覚は、これからも体感したいし体感してもらいたい。
自分の「共感性」の資質も活かしたいと思っています。

チェックアウト

講義はそれぞれが今感じていることを話して閉じました。

実は自分の番で話しながら泣きそうで（流石に泣かなかったけど）、Zoom越しでも気づかれてたんだろうなと思うけど、みんなあたたかく見守ってくれてリアクションをくれました。

この講座中、コーチングスキルを学ぶことはもちろん、自分がどんなスタンスで参加するかが裏テーマとしてあって。


THECOACHでは、手を挙げて発言するのも、チャットを送るのも、自分の中に留めておいて他の受講生を見守るのも、自分がありたいように参加すれば良いとされていて、でももし良かったらトライしませんかというお誘いのスタンス。

こういう場で「発言」という形で積極的に参加するのが苦手なので、お誘いの対象は完全に私だ…と思いました。普段だったらだったら自分はそこにいるだけだった気がします。必要以上の発言はせずにみんなを見守っていた。
でもこの場ではそうしたくなくて、ちゃんと挑戦したいし参加したくて、苦手とか特性とかそういう括りで終わらせたくない気持ちで。

結果私はお誘いに乗ってトライしたし、後悔なく3日間を終えました。もちろん普段からやってる人からしたら全然だとは思うけど。私にとってはかなり力のいることだったので満足です。

学びの場とは、「先生・講師」と「生徒」という「教える」「教えられる」の上下関係があって、評価があって優劣があって順位をつけられる。授業中は積極的に発言する姿勢が1番正しくて、それが意欲の現れ。

そういうものだと当たり前に思っていたから、コースリード（講師）の方たちが「教える」ではなく「一緒に学ぶ」スタンスでいてくれることや、誰かの発言に対して評価はつかない、そこから気づきが広がっていく空気とか、カルチャーショックというか、驚きで。

そんな空間を、同じタイミングでコーチングを学ぶことにしたという事実だけで繋がった人たちとつくれることも嬉しくて、今までで1番学ぶことが楽しい場でした。トライできたのも、この場だったからだと思います。

最近やたらと「楽しかった」を使ってしまうんですが、これが1番今の気持ちを表せる気がします。

旅を延長する

DAY3が終わってZoomを閉じた瞬間に、プロコースの申し込みを済ませました。
プロコースでは、スキルを磨くことはもちろん自己の器を育てることもテーマとされています。

最初の申し込みの時に、基礎〜プロまでを申し込む選択肢がなかったわけではないけど、「もう少し考える時間が欲しい」とか、「選択肢を残したい」とか、「仕事にするかわからない」とか、色々理由をつけて先延ばしにしていて。でもスケジュールとかお金とか、現実的なことは前々から考えていました。やっぱり本当は最初からそこまで行きたかったんだよなと。

正直、かかる費用を計算すると震えます。まだ、学んだことで1円も生み出していないのに…。
それでも、プロコースを終えた自分のことを自分自身が見にいきたいし、「コーチングスキル」を学びにいくだけではなくて、自分の生き方や人生において大事にしたいものを学べる確信のようなものがあるので決めました。

全てのコースを修了するのは今年の10月になりました。
ずっとずっと先なような気もするし、あっという間に10月になってしまいそうな気もします。

色々と不安もあるけど、今はただ、学んでいくことを自分で選択できたことや、まだまだ学びを深めていけることが嬉しいです。

私は私の旅をまだまだ楽しみます！

✏️
ワークで自分もクライアントの体験をしながら、どうしてコーチングなのか、どんな人に届けたいのかといったことも明確になってきた気がします。それはまた別途書きたいと思います。