自分と向き合えた4日間
就職活動をしている中で、なかなか自分のしたいことが見つからず、すべてがネガティブに見え、行き詰まっていたときに出会ったのが「就活カレッジ」だった。「心から納得できる就活」を実現するためのプログラムが4日にわたって行われるというもの。この「心から納得できる就活」というフレーズに惹かれ、4日間だけ本気で向き合ってみようと思えた。
オンラインカレッジとは
ガイアックスさんが運営する、オンライン上での就活講座である。詳しくは、以下のURLからみてほしい。オンラインなので全国・海外と様々な場所から参加されていてとても刺激を受けた。私は約80名いる二期生として参加させてもらい、普段の日常生活では絶対に出会うことのなかったであろう人たちと出会うことが出来ただけでも参加してよかったと思えた。
1日目 自己分析講座
1日目は、コーチングメソッドを用いた自己分析講座。
コーチングとは、クライアントの目標達成のサポートを対話を通じて行い、自発的な行動を促すことである。
1人で行う自己分析と違うのは、コーチから客観的なフィードバックがもらえること。そして、感覚的にも論理的にも納得のいく自己分析ができるということである。さらに私が感じたのは、自分の過去や普段の性格を知らない人にコーチをしてもらうことによって自分の中の新しい一面を発見できるということだ。
このペアコーチングで期待できるのがオートクラインの効果である。
オートクライン効果とは、ペアコーチングの上で相手に声に出して話すことで、自分が話したことを自分で聞き、気づきがうまれるというもの。
実際、私はこのペアコーチングを通して自分では気付かなかった、もやもやしていたものがはっきり見えた。自分でしゃべっていて「あぁ、自分ってチームとして動くことや、皆で何かをするということに楽しさを感じるんだな」と知ることが出来た。
2日目 ESの書き方講座
この講座では、自己PRとガクチカのちがい、より具体的により分かりやすく相手に伝えるには5W+1H+STARが必要だということ、志望動機の作りかた、そしてパワーポイントを使った自己紹介の作成も行った。
STARというのは、
Situation 状況
Task 課題
Action 行動
Result 結果
の略である。
パワーポイント作成の中でも、デザイン上の要点などこの先にも活かせるような講座内容だった。
そして最後に5人グループでプレゼンを行い、フィードバックをもらった。
3日目 企業分析講座
3日目は、中島校長の「追いついてこれない人に合わせるつもりはない。自分のために全力投球する人には、こちらも全力でこたえます。折角やるなら走り切ろう!」という言葉から始まった。そこで再び身が引き締まった。
企業分析講座では、就職活動の仕組み、情報の集め方、企業分析の方法などについて学んだ。
一番印象に残っているのは、就活は恋愛と似ているということである。
就活も恋愛も、好きになったり嫌いになったりする。だから、食わず嫌いはやめて、外見だけで判断するのではなく、しっかり情報収集をして視野を広げようと思えた。
4日目 面接講座
最終日の面接講座では、
・質問の意図を知ること
・自分のテリトリーに面接官を誘い込むプレゼン
・自己PRは広く浅く、ガクチカは狭く浅く
・表面的なテクニックは時に自分を救う
ということを学び、実践としてペア面接を二回、グループ面接を一回の計三回を講座の中で行った。他の人の面接を聞いたり、たくさんの人からフィードバックをもらえてとても濃い時間だった。
まとめ
この4日間は、私にとってとても刺激的なものだった。とくに大変だったのは、初めのレクチャー内容を即座に実践にうつすこと。頭フル回転で、4時間の講座は一瞬だった。終わってみると毎回へとへとになってしまうくらい必死だったが、とても学ぶことが多く、新しい自分を知るいいきっかけにもなった。また、自分の「こうしたい」「この部分を治したい」という課題も見つかった。自分としっかり向き合えた証拠だと感じている。
そして、これから社会人になるにあたって大切にしようと思えたのは、
ワクワクする方向に進む
ということである。今までの私は、こっちを選んだらこの先に有利かな、こっちは無駄かな、と先のことばかり考えてしまい、ワクワクするということから離れてしまっていたことに気付いた。この4日間を終えた今、もし、どっちにしようか迷ったときはワクワクする方を選ぼうと思えた。それは、この就活カレッジを運営してくださった方々のおかげであり、ここで出会えた仲間のおかげである。このカレッジに参加しようか迷っている人にはぜひ参加することをお勧めしたい。
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