ズボンなどから肌が見えてしまう場合の調整方法
改変を行っている中で、普通の姿勢をしていると問題なく見えるのにしゃがんだり踊ったりすると肌の一部が露出するケース、ありませんか?
そういった場合の対応方法に関して記載します。
方法1:ブレンドシェイプキーを使用し部分的に体を絞る
まず一つ、よくあるのがブレンドシェイプキーを使用し部分的に体の部位を補足することで適用する方法です。
blenshapeキーがどこに存在しているか、ですがbone出ない箇所に基本的に紐づけられています。
仙猫ちゃんのケースですが、上記画像のような形で
Armature(すべてのボーンがこの配下に入っていると考えてください)
Armature以外
という分け方が行われています。
blendshapeはArmature以外の個所に紐づけられています。
blendshapeが存在している場合、上記のような形で選択し、inspecter内部に
BlendShapes
という箇所が存在しています。
この個所をスライドさせることで体の太さを変えることも可能です。
blendshapeも太くしたり細くしたりできますが仙猫ちゃんの場合、Shrinkの配下に存在しているものがすべて該当箇所を小さくする、という意味合いになります。
このblendshapeを使用することでズボンなどをはいたときに貫通する問題をどうにかすることが可能です。
方法2:aao remobe mesh in boxの使用
blendshapeでも対応可能な個所は多いですが時たまにどれだけ調節しても中の肌が突き破ってくるケースがあります。
そんな時にこちらの方法、aao remobe mesh in boxの使用を検討ください。
この方法ですが、赤□の中に存在している該当ポリゴンを消し去ることができるようです。上記の画像では足が靴を貫通していますが
このような形でアップロードすると消えるようになります。
使用方法は下記になります。
消したい部分がどこに所属しているかを考える
まずは消したい箇所の特定です。
今回のケースでいえば、足の下側を消してしまいたいです。
そういった場合上記のような足がどこに含まれているか確認します。
今回だとBody.001です。
該当のオブジェクトにaao remove in mesh boxを加える
まずはadd componentを見つけます。
該当オブジェクトのクリック、そのごinspectorタブに移動し一番下のaddcomponentをクリックしてください。
その後aao remove mesh in boxを検索、クリックを行います。
消す範囲を追加していく
componentを追加後、Boxesの箇所からボックスの大きさをいじってください。
※このボックス内のすべての該当ポリゴンが消えます!
このケース(矢印で示している箇所)だと、body01に付随した赤い直方体の中身は消えるので
アウターのポリゴンは消えない
ズボンのポリゴンは消えない
お尻当たりのポリゴンは消える
という設定になります。
アップロードする
あとはアップロードするだけです。お疲れさまでした!
まとめ
該当の部位に関して見えないようする方法は大きく二つある(と考えており)、その方法は
blendshapeによる調整
aaoによる調整
でした。
aaoを使うメリットなんかはどこかで触れようかなと思いますが、いったん肌貫通でお困りの方はどちらかをお試しされるといいかもしれません。
それでは!
もしわからないことがあれば
__まりも__🟢 (@marimo_19991214) / X
までわからない点飛ばしていただければ回答します!