【写真を考える】 vol.4 面白い発想の仕方
今回は初歩であり極めて本質的で理論的な話です。
これは自分らしさを見つけたり、自分の強みを見出す事にもなるのでとても大事です。
面白い発想をしたいけど思いつかないとか、全く考えられない方
僕の考え方ですが
そんな方の好転のきっかけになれれば幸いです。
発想の仕方はとてもシンプルですがある程度の知識や雑学が必要です(専門知識は不要)
発想の仕方
単純です
妄想をどれだけリアルで再現できるか
リアルをどこまで妄想できるか
この二つです
前者は+に働き
後者は−を防ぐ力になります(速さ)
妄想→リアル
まず最初になにか発想をするときに
イメージ0から膨らませようとする方が多いと思うのですが、0から発想は生まれません
素材なくして何かが生まれることはありません
大事なのはその時のリアル。
現在の環境。
そしてそれを深く広く理解できる知識、感覚です。
冷静になって考えましょう
発想のスタートは0ではなく、ゴールは無限でもありません
沢山ある要素の中の今のベスト(アングル、配置、タイミング)を見つける(発想する)のが正解です。
ゆっくりでもいいので環境を把握、自分が思いつく限りの可能性を考えましょう(環境が作れる時に予め作っておくのが定石、アドリブだけでは環境的な限界があります)
僕が1番意識するのは空間の点と線(見えない)そして絵の中の主役と、それに対する視線誘導。
絵自体の既視性、類似性(全体で見た時に◯◯みたいに見せる)みたいなかんじです
これは僕の感覚で、僕の言葉で表現しているので理解できなくていいと思います
自分で考えて、納得がいったらシャッターを切る。
リアルを妄想(シミュレート)
これがかなり大事です
1シャッターは重ければ重いほど無駄がなく速い
面白くなるかも!とかいい感じに撮れそう!とかなんとなくで撮ったりするほど無駄な事はありません。
全部無駄です、冷静になればもっといい瞬間が必ずあります。
僕はなんとなくで撮った写真を並べて、キャプションでなんとかするみたいなキャプションありきの写真は写真自体弱いと思ってしまうので
キャプションがなくても伝わる、強い写真が好きです。これは主観なので、自分なりの写真スタイルで突き進みましょう(ことクリエイティブにおいてここが大事)
という事で
カメラマンはとにかく頭を使わなければいけない。
かなり責任のあるポジションで時間勝負なので頭じゃなくてまず体を動かせ!みたいなのは時間がもったいないので頭で考えて無駄を省く
ぼんやりしたイメージでは撮らない、変な間ができても考えて、最良の状態にして撮る。
ぼんやりな10000枚よりしっくりくる1枚を狙う。
結果が全て、写真に写ってるものが全て。
僕はこんなかんじです。
頭よりまず体を動かして成功できるのは感覚がある方に限り、感覚は言ってしまえば理論の集合体で理論的な思考を脳内で無意識で行なっているので結果ノータイムでも思考してます。
結局頭を先に働かせてるわけです
それができないなかったら動かない、できたら動く。
偉そうにいろいろたれましたがなにか感じてもらえたら嬉しいです!
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