見出し画像

根津美術館へ行ってきました。


東京都港区にある根津美術館の 
蔵出し!蒔絵コレクション へ行ってきました。

蔵出し!蒔絵コレクション



晴天確定の前夜、天気の日に行きたいが為に、
後回しにしていた根津美術館を朝イチに予約。🌞

入口までの空間が落ち着く。
都内なのにアスファルトを切り離したような空間…🍃

入口。


おはようございます~と
警備さんにもらった根津美術館のチケット

2匹の羊が合体した中国の青銅器《双羊尊》
綺麗なオレンジ色でおしゃれ!

ちなみに《尊》は、お酒を供える盛酒器。
常設の方に、展示されていたのだけど、思っていたよりも大きかった!

根津美術館のチケット

メインの展示室には、蒔絵の作品がずらり。

蒔絵とは、漆で絵や文様を描き、漆が固まらないうちに蒔絵粉(金・銀などの金属粉)を、蒔いて、表面に着付させ装飾する技法。とのこと。

なんて贅沢な芸術なの、、!✨
贅沢な技法だからこそ、ひとつひとつ丁寧に
仕上げられているんだなぁと思いました。

収集された方が、初代根津嘉一郎さん
根津さんの好みなのか、菊柄の蒔絵が多かったです。
菊は、《重陽の節句》も関係が深く、
長寿不老と縁起がいいお花のようです。
仏前にお供えする際にも菊の花のイメージだったので、納得しました。

硯箱にいろんな蒔絵技法が施されていたり、
一見関わりがなさそうな表と裏のデザインが繋がっていたり、
動かすと滝が流れるように見えるカラクリがあったり、
文字が隠されていて、それがある和歌を表現しているヒントになっていたり、、、
シンプルな箱のはずなのに色んな想いやアイデアが詰め込まれていました。

春日山蒔絵硯箱(HPより)

別階の展示室には、陶片から学ぶ-日本陶磁編-が開催していました。
その中でも2作品びびっときたものがありました。

■京都の御室、仁清名物形茶入
 形も装飾、色合いも素敵で惚れ惚れしてしまいました。
 江戸時代の野々村仁清さんの作品のようです。
■現川、打刷毛目腕
 黒いベースに大胆な白い模様がモダン的でした。

清秋の一服という、茶室のある展示室もよかったです。
この季節の茶の間に心が落ち着きました。

展示会を回った後は、隣にある庭園へお散歩。
いい天気でぐるぐる2周してしまいました。🍃

庭園から見た根津美術館。

NEZU CAFÉにも行ってきました。☕️
お昼時、庭園が眺められるカウンター席へ
神戸牛のカレーパンに誘惑されつつ、本日の紅茶を注文~。
陶器も素敵で大満足。💯
風で揺れる木々を見ながら、本を読んで幸せ空間でした。

NEZU CAFÉ 本日の紅茶(¥750)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?