five realities 〜統合〜 (16)
恥ずかしいの
女神の言葉が蘇る
それでも書かなくてはならないのだろう
本は全く読まない
映画も全く観ない
恐怖映画や残虐なシーンは
絶対に見ることが出来ない
感情に共鳴してしまうから
ひとりになってから
アメーバブログを書くようになり
店をオープンしてからは
インスタグラムを書いてきた
学校もまともに行ってない
私が持ちうるスキルは
これだけ
頼りは古(いにしえ)の記憶
ゆっくり進めていく
書きたくない時には
何日もほったらかしになっしまう
それでも
どのシーンも大切に書き上げていく
一つ
一つ
昇華させる
この小説が
誰かの道しるべになる事を願い
私にとって
深い癒しになる事を願って
しかし
発表する場がない
手段を知らない
ある日
お店に訪れたお客様
最初は入店も出来ずにお帰りになられたが
改めてご来店いただいたお客様
歳も近く
意気投合し
休みには一緒に出掛けることが
多くなった
ご主人は作家さん
彼女も以前はテレビ局で制作に携わる才女
彼女がnoteの存在を教えてくれた
機械が苦手な私は
誰かの手を借りなくてはならない
私が書き上げて
彼女に原稿を送る
誤字脱字をチェックし
アップしてくれることになった
インスタグラムやツイッターの設定は
私の子供よりも年下の
ヒトミちゃんがやってくれた
お膳立てが整う
私がいま
小説を書くことは必然
前世での経験
そして今世で経験してきた
奇跡の数々を思い返すと
疑う余地はない
いつか
私も今世において
地球での学びを終えて帰還する
その時には誇らしげに
たくさんの土産話をもって
神様の元へ還りたい