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保護猫譲渡会も知っててほしい

「ペットが飼いたい」
そう思った時、どこにペットを見に行きますか?

多くの人がペットショップを思い浮かべると思います。
あとはブリーダーさんや知り合いからと言う人もいるかもしれません。
わたしの家は、譲渡会に行って保護猫を迎え入れました。
今日は、そのきっかけや譲渡会についてお話したいと思います。

わたしが高校1年生になる春に、ペットを飼うことを決めました。
当時いろいろなことがあり、家の中がどんよりとした空気になっていました。

「家の中が明るくなったらいいな」
「話し相手がいたら元気になるかな」
「じゃあ家に動物が居たらどうだろう?」
と、こんな感じでまずはペットを飼うことが決まりました。

次に決めることは、動物の種類でした。
「どの動物なら飼うこと、家族みんなでお世話することができるか」を意識して話し合うことになりました。

わたしと妹が産まれてからは、ミドリガメを飼っています。その前は、ハムスターが居たそうです。母は実家でたくさんの動物と過ごしていました。一方父は、実家が小さなペットショップだったこともあり、家では犬を飼っていたと話してくれました。まとめると、両親は割と経験がありますが、子どもたち(3姉妹)はまだまだな状態でした。

わたしは、幼い頃から犬が大好きな子だったので、「絶対に犬がいい!」と言っていました。ですが、姉と妹は「犬が覆いかぶさって顔にぺろぺろしてくるのがちょっと怖い」と言っていたので、犬は難しいという判断に至りました。また両親が共働きで、3姉妹そろって中学、高校、大学に通っていたため、お散歩する時間が取れないという理由もあったと思います。

そしてそのまま、猫を飼うことが決まりました。
どうして猫だったのかは残念ながら覚えていません。
多分ですが、「小動物よりも少し大きい動物が飼いたかった」という気持ちがあったのだと思います。

ではなぜ、保護猫を迎え入れたのか。
実は、ペットを飼うことが決まった時点でペットショップではなく、保護された動物を引き取ろうと決めていました。
動物番組の影響や地元に動物愛護センターがあったことが、影響していたんだと思います。

またわたしは小学6年生の時に、今西乃子さんの『命のバトンタッチ 障がいを負った犬・未来』(岩崎書店)を読んでいました。そこから動物愛護センターという施設があること、里親ボランティアの方々がいることを知りました。

そうして「動物愛護センター」「保護猫」「譲渡会」などといった言葉を調べたところ、ちょうど動物愛護センターで保護猫の譲渡会が開催されるとのことでした。まさに奇跡のタイミングでした。

譲渡会当日は、両親と妹、わたしの4人で行きました。
動物愛護センターが主催で、保護団体の方々や預かりボランティアの皆さんが保護していた保護猫ちゃんたちが参加しました。
保護猫ちゃんたちはケージに入っていて、ケージに貼られた紹介文を見ながら回ります。大体10~15匹くらいでした。

緊張して固まってしまう猫ちゃん、奥の方で眠っている猫ちゃん、おもちゃで遊んでくれる猫ちゃんもいれば、ケージから出ることができる猫ちゃんもいました。生後数か月の子もいれば、10歳くらいの子もいましたし、病気やけがをしている子もいます。
譲渡会には、種類も年齢も性格もさまざまで、本当にみんな可愛らしかったです。

わたしの印象では、緊張して固まったり眠ったりな猫ちゃんがほとんどだと思います。
ですが紹介文を読むと、「おもちゃが大好き」とか「甘え上手です」とか、普段の生活の様子や好きな遊び、性格が事細かに書かれています。
また預かり主さんからお話を聞くこともできます。
わたし達は初めての猫ちゃんだったので初めてでも大丈夫なのか、共働きで日中空けてしまうことがあるけど大丈夫なのかなど、心配なことを聞きました。

当日、迎え入れたい猫ちゃんが決まりました。
ですが、実際に一緒に暮らせると確定したわけではありません。
預かり主さんによっても異なりますが、大体はトライアル期間があります。
逃げ出し防止が施されているか、ケージはあるか、家の様子など条件を満たしているか確認してもらう必要があります。
またトライアルをしてみて、やっぱり猫ちゃんには合わないといったこともあり得るからです。

わたし達の場合はあまり制限がなかったので、譲渡会から1週間後に来て、そのまま迎え入れることになりました。
それに加えて、定期的に猫ちゃんの状態や様子を、写真とともに預かり主さんに報告していました。


長々と話してしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございます!

保護猫を迎え入れることになったきっかけや譲渡会について、
少しでも参考になったらうれしいです。


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