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ある程度日本語ラップシーンが好きな女によるヒプマイとnmmnのひそひそ話

ある程度というか、まぁ全然ちょろいガキなんすけど、まぁある程度バトルを聞くこともある程度のガキなんすけど、常々このラッパーさんこのキャラぽいよなーって思ってることがある。

これはどうしようもないんだけど、元々文学が好きだから音源よりメッセージ性の強いバトルが好きだし、言語をやっているから発声の仕方とか、声質とかに話が偏ります。

言葉はわかるけど音楽はわからんのよ。

だからヒプマイの声優さんがラップするときの声の出し方に似てる実在のラッパーについてにわかがぼちぼち話してる程度に思っててください(ヒップホップ過激派って排他的だし幼稚だからこれくらい予防線張らないと気が休まらない)。

個人的に神奈川のラッパーばかりを好きになる癖があるからよくないんだけど、山田一郎はタングだなといつも思ってる。なにより声が似てるんだよなきむすばに。
二年前くらいから一番好きなラッパーだったから、最近でかい大会で優勝してて嬉しかった。
「ポリス→ノイズ&ボイス→ポイズン→恋する→(ヘッズも唸らす言語の)チョイス」とか、なんかこう、ストレートにハイセンスなのが好きだなぁといつも思う。
ヤカラっぽいというか、ヤカラよりちょっとヤンチャな感じか。
早口も、韻の踏み方も、こう……ウェービーな感じも(?)、どんなスタイルもそつなくこなしてる印象があって私は好き。
あとラップするとき常に口角上がってる感じの声というか、どこか常に余裕そうな声音だったり、口を横に大きく、頬の辺りを使って声を出しているのが本当に山田一郎に聞こえる。楽しそうにやるよね二人とも。
「帰るか? みんなに会える街 池袋」とか言ってくれほんまに。タングは一郎なんや。
マイクを手のひらでパパッと叩くあの動作、一郎にやられたら死んでまうで、スキルを誇示するポーズだから。

二郎はミ◯イ。
かったるそーにギャンギャンしてる感じ。
あと痩せ型で首の長い体型から出る圧弱めでニヒルな感じとか。
ma◯4も似てる感じかあると思う。けどma◯4は三郎にも感じるときがある。
あと落ち着いてるときのニド◯アサシン。
関係ないけどステでカズ見た時なんかニドラ◯サシンみたいなの来たなwwwと思った。カズ好きです。

三郎は、B◯SSに何かを少し感じるなと思う時がある。
悪戯っぽい感じとか、ちょっと走るところとか?
小手先が走って筋が通らない感じとか。アンチじゃないです、若いってことです。
舞台の三郎のイメージが強すぎるかもしれない。舞台版三郎はまじで似てると思う。
あとなんか胡◯そらっぽい(いじってないです)
キャラ解釈になるけど、私は三郎はヒプマイの朱桜司になると思ってる。
ヒプノシスマイク!!(!!つけときゃ二期になると思ってるオタク古典)の主人公は三郎でラスボスはでぇすだ。

りおーはバ◯スタっぽいなといつも思ってる。
体感、ヨコハマの3人って頭もしくはお尻の単語単語で韻を踏むイメージがあって、あんまりこう……洒落た韻の踏み方より堅実な感じだと思ってる。
それがバチ◯タのスタイルと共通点があると思う。
バチス◯ってあんまり声を荒げたりせず静かに刺している印象で、なんか言ってやりたい時はさらっと小さく言うイメージだから、そんなところもヨコハマのりおーちゃんのイメージがある。

トキサマはねぇ、私はぜって〜〜〜〜〜パブロだと思うの。
フォークが楽曲提供してたし、「姓は〜」とか何度もサンプリングというかクオーテートしてるけど、あの細やかなで繊細な韻の踏み方じゃなくって、こう、いやー上手く言えないんだけど碧棺左馬刻はt-pabl◯wなんだよな!!
フォークのスタイルって、たぶん年代もあると思うけど、割と山田零に近いと感じることがある。
左馬刻とパブロは、後ろに重心がある感じの歌い方とか、喉の後ろ側をこすって出している感じの声とか、破裂音の唇の使い方とか全てがお互いをリマインドする感じがある。
破裂音マジで一緒だから聞いてほしい。
他の癖は控えめなのに、唇を合わせたり丸めたりするところちゃんと律儀にやるからメリハリがあっていい声になるんだ。
がなりもそう。ラストの母音を少し伸ばして煽りに繋げる癖とか、あとは、一つのフレーズを小節をまたがせずにきっちり小節内に収めていく正統派のリズム感とかも近いと感じてる。

フリースタイルダンジョンの裂固とのバトルを見てもらえれば、え!?浅沼がこれやってる!?って思うと思う。
同じ神奈川だし、運営が制作をBADH◯Pに依頼するのが怖くてアイスバーンに逃げたんじゃないか(失礼)と思うくらい、私はフォークよりパブロ派です。
パブロは川崎だけど、ナゴヤディビジョンって尾張だけじゃなく三河の方とかも含まれてる描写とかあるから、H歴では川崎も横浜も同じです。
\スラム街に咲いた薔薇🌹/

提供もしてたから当然かもしれないけど、ぬるさらはRっぽいなと思う。提供のせいだと思う。
いやーーー、、、、あとは寿クンよね。ぬるさら個人だと圧倒的にRより寿じゃないかな。Rはオオサカ全体のイメージが強すぎるかな。
オオサカって彼らのポリシー?スタイル?から、レゲエの感じを感じる時があって、また少し違うのかなどとも思う。
あとが◯どまんーーー!!煽りというか、相手に返事する時はがーどまんを感じる。寿はネタすぎてレスできないからさ。
がーどまんネタ枠じゃないよ。本当にうまいよ。そんでもってコメディアン〜〜!!

私個人的に、というかみんなそうだと思うけど、アウソいるじゃないですか。
最近のアウソの、前より少し火力が控えめで遊びがある感じ、ほんまーにうっっっすら有栖川だなと思う。
身体の厚みがしっかりとありそうな、お腹から出てる声が似通ってる気がする。
言いたいことあるとき、がなるんじゃなくて(オーソリティーはがなりもする)、目をキュッと細めるような高まった声音になるのも、同じだなと思う。
きゅっと唇すぼめるイメージ。
あとでぇすはチコ◯リートも入ってると思う。有栖川って声優さん新人さんだったのにのっけから上手かった。センスがいいんだと思う。あと努力。

ところで独歩、モグ◯っぽくないか?
ドタマドタマ言われるけど、普段の独歩とはちょっと違うような気がする。
もちろんモグ◯も明るすぎるとは思うんだけど、落ち着きのないドタマとして……。
でもモグ◯は三郎を感じる時がある。いや独歩はわからんわぁ……。

十四くんにピラフ◯人を感じるときがある。
ピラフってネタネタ言われてると思うけど、実際そうだと思うんだけど、ネタラッパーだからこその精度の高さとか、作り込まれた感じが、彼の世界観に合ってると思う。
レゲエのサンプリングとは違う、ライブ感のある精巧さ。

こんなくらいしかないけど、なんかこう、ヒプマイ好きな人が日本語ラップdigるとっかかりになればなぁと思います。

アイドルオタクはアイドルもののコンテンツに別に怒らんし、クラシックのオタクも楽器がイケメンに✨系のコンテンツにも目くじら立てんのに、ヒップホップはうるさいんよ。
排他的すぎるんよ。俺らはイケてるおもてるんかきしょいわ。ただ喉震わせて音出しとるだけや、それに関してはみんな平等。

まあただ、ヒプノシスマイクをヒップホップと言いたくない気持ちはわかる。
碧棺の「ぬれろ……」とかこっちが恥ずかしいもん(碧棺がなぜ常に性的かはまた話したい)。

私は、ヒプノシスマイクは、キャラのポエムに音が乗ってるだけだと最近は思ってる。
ロシアとか、詩が文学の一大ジャンルに育った文化圏では、以前に発表された詩にメロディーを若いバンドとかがつける作品の形式がある。夢野が「うそ」でやったような。
ヒップホップとは別に、純文学としての韻文に旋律をつけたものだとして見れば、この論争は治るかしら。無理か。ヒップホップなんて聞いてる奴らやもんな。

いわゆる「韻」の、その先の「韻文」の時代の話をしているのです。
お忘れなきよう〜

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