「欲しかったもの日記」で物欲を手放す

あなたには欲しいものリスト、ありますか?

一般的に、欲しいものをリストに書き出してみると本当に欲しいのかどうか冷静になれて物欲を抑えられる、書き出すことで物欲が昇華されると言われています。

でも私はダメでした。元々こだわりの強いタイプなので、欲しいものリストに載るようなものは大抵翌日になっても欲しい。まして、一度欲しいものリストに書き込むと、忘れていた物欲まで思い出すきっかけになることも多々あり…。リストに載せたものを消すためには、惰性で買うか、買わない決断をしてリストから消さないといけません。私の欲しいものリストは、買って解消することが既定路線になってしまっていました。

そんなある日、思いつきで「欲しいものリスト」を「欲しかったもの日記」と改名し、欲しいと思ったものを、そう思った日付とセットで書いていくことにしました。これでリストから消す決断をしなくても自然と、物欲を過去のものとして昇華できるのではないか…。

日付ごとに書く以外の使い方は欲しいものリストと同様で、似た商品どうしの比較検討をしたり、自分に必要なスペックをメモしておいたりと、物欲の整理に使います。また翌日も同じものが欲しければ、何度でも欲しかった日記に書き足していきます。

これは効果てきめんでした。はじめは1日に10も20も欲しい物が浮かぶのですが、これを続けていくと1ヶ月経った頃でしょうか、ふと物欲が軽くなる瞬間が訪れました。もちろん書かれたものの一部は本当に買っているのですが、1ヶ月も経つと、日記を見返したときに「これは買わなくて正解だったな」というものが溜まってくることと関連しているかもしれません。同時に、欲しいものリストに期待されていた、衝動買い・検討不足を防ぐ効果もあります。

皆様も、気が向いたら「欲しかったもの日記」を試してみてください(もし効果があったらコメントでフィードバックいただけると嬉しいです)。