【インドネシア留学記⑤】世界最高峰の授業
僕は現在インドネシア大学のBIPAという語学学習プログラムに参加してインドネシア語を1から学んでいる。
インドネシア大学はインドネシアの東京大学と言われており、インドネシア語教育では世界最高峰とされているそうだが実際のところはどうなのか、その実態を書いていこうと思う。
世界最高峰のインドネシア語教育
授業はリスニング、スピーキング、ライティング、リーディング、文法の5つで構成されていて、毎日平日の朝8時半から1時までと中々のハードスケジュールになっている。
ここで驚きなのはスピーキングが1番多いのに対して文法は週に一回だけで、日本とは真逆のカリキュラムなのだ。個人的にはリスニングの授業をもっと多くして欲しい。
授業はインドネシア語で行われ、正直日本語で説明して欲しい部分も多く、授業の質が良いと言うよりかは、毎日の授業と60点という高い赤点ボーダーにより各々の勉強を促し、勉強量の暴力で語学力の底上げを狙っているように感じた。
インドネシア語が得意な国
クラスには韓国人、日本人、中国人やブラジル人などがおり、授業を受けていて圧倒的に日本と韓国人がインドネシア語の習得に長けていることが分かる。
これは母国語とインドネシア語との互換性の影響が大きいことが分かった。
例えば日本人にとってインドネシア語を学ぶ際に、発音は日本語と似ていて発音しやすく、文法は英語に似ているのですんなり理解できることが多いように感じる。(日本人は英語の文法に強い)
逆に中国人はそもそもアルファベットを読めないという事が珍しくなく、発音も中国語とはかけ離れているのでかなり苦戦していることが見受けられた。
日本人が英語をできない理由として、日本の英語教育に問題があると言っている人が多いように感じるが、僕は全くそうは思わなく、ただ日本語と英語の互換性が悪いだけだと思っている。(これに関しては思うことがあるので別途記事にしようと思う。)
まとめ
インドネシア大学の授業の質に関しては、インドネシア語のみで上手に説明するな、とは思うが日本語での授業の方がより効率的なのかなと思った。しかし、ハードなカリキュラムが勉強を促し、良い修行の場であることには間違いないと思った。