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ハンフリーボガートは素敵なおじぃ
映画を見るときに出演俳優が撮影当時何歳だったのかが気になり、後で調べることが多い。
『麗しのサブリナ』のオードリーは25歳、ハンフリーボガートは55歳だったらしい。(ストーリー上の年齢ではない)
歳の差30歳!??現代であればPP活と呼ばれても良いような年齢差じゃないか、、、
これだけの年齢差があってもなぜ『麗しのサブリナ』はロマンティックなのだろうか。
すまんがハンフリーボガートはオードリーと並ぶと、おじぃ、、、!と思ってしまう容貌をしている。(ハンフリーボガートのことは好きです、ごめん)
モテ女子は聞き上手、彼が喜ぶように相槌しよう!というようなモテテクがあるが、サブリナは全くしない。というか、自分の話をよくするし、なんならライナスに人生におけるアドバイスまでしている。彼女は自分の意見を年上の男性にも臆する事なく伝えることができる。相手の機嫌を取るような相槌をすることなく!
これが逆だったら?もしライナスが、自分の話をよくして、人生のアドバイスをするような男だったら、もううるせえからサブリナも「わあーすごーい、、」というしかなかったかもしれない。
ライナスは、サブリナの意見を尊重でき、自分の出来ないこと(料理)を晒すことが出来るおじぃなのである。
驕らないライナスと芯が通ったサブリナだからこそ、俳優の歳の差を感じさせないラブストーリーになっているのだと思う。
年齢は数字にしか過ぎなくて、中身の繋がりが関係を豊かにするには大切なんだという至極真っ当なことを改めて感じました。
ちなみに、調べたらハンフリーボガートの生まれ年は1899年だそうです!19世紀に生まれた俳優が21世紀にも愛され続けてるのすごい。
『麗しのサブリナ』(英語名:Sabrina)1954年公開
監督:ビリーワイルダー
出演:ハンフリーボガート、オードリーヘップバーン、ウィリアムホールデン
<あらすじ>
ロングアイランドの大富豪ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナ(オードリーヘップバーン)は、ララビー家次男のディビット(ウィリアムホールデン)のことを幼い頃から憧れていた。女好きなディビットだがサブリナは眼中になく、叶わない恋を嘆いたサブリナは自動車のガスで自殺を図る。ライナスによって命拾いをし、翌日パリに留学した。2年後帰国したサブリナを見てディビットは、見違えた姿に恋をし、デートに誘うが、大怪我をしてしまう。そのため、代わりに仕事人間の長男ライナス(ハンフリーボガート)がサブリナの相手をすることとなり、デートを繰り返していく。